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柴田淳さんの話多すぎブログ ~僕はここにいます。~

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2009年09月24日
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カテゴリ:僕が伝えたいこと
こんにちは。
鹿児島に行ってきたよ。 旅だけじゃなかったんで。

まぁ色々とあったっすよ。

今週末用の練習もあってほとんどビデオカメラ回してた。 カメラも。
ちょっと泣けることもあった。 ビデオ回しながら泣きそうになった。 いや泣いた。
カメラの目の前で親が泣いてるんだもの。 それでも僕に

「二人を撮ってあげて」って言われるんだもの。

ドキュメンタリーとしては最高かもしれないけど、あれやね。
色々と考えさせられた。
どこにもぶつけられないモジャモジャとした感情。

18人集まった家族。 おばぁを連れて食事。

おばぁは家族の事を誰一人知らない。

おかん(娘になる)の事も他人と思ってる。
でも時々ちゃんと元に戻る。 そしたら「ごめんね。 私もうこんなだからみんなの顔も名前もわからないの」 「迷惑かけたらダメだからここにいてはいけないと思って」
お店なのに食べ終わっても全てを片付けてきちんと皿を重ねる。

おかんが おばぁに言う。
「なんであやまってるの。 みんな感謝してるんだよ。 このテーブルの球児も、あのテーブルの子供達も娘も私も、全部かあさんがいなかったら生まれてこなかったのよ」

おばぁも泣きながら「ごめんね。 ありがたいね」を繰り返してた。

2次会はおばぁの家に行った。

リアル”サマーウォーズ”状態で、記念写真も撮りたいと僕が言った。

家の中にある仏壇の横にね。
モノクロ写真で撮られた、古い家族全員で撮った小さい写真があった。
違う場所で写真を見つけて飾ったそうだ。 少し緊張した顔でも笑ってるんよね。
こういうの残しておくと「あぁ写真って撮って良かったな」と思う。

家での2次会でいとことか、男性陣がベロンベロンになる前に、
「じゃあ撮りましょうよ! 子供達が寝だす前に(笑)」と僕が言う。
なんとかして撮りかったから。

「ばあちゃん写真撮ろう!」 でも恥ずかしがって断る。
子供達にあげるためのバナナを一生懸命切ってた。

そこで子供達に手をひっぱってお願いしてもらってやっと来た。

逆に親戚の小さい女の子一人が恥ずかしがって写ろうとしない。
1次会の時も恥ずかしがってたから無理もないだろう。 DSを手放さなかった。
この子も色々ある子だった。 白血病。 今はお薬でなんとか抑えてる。
だから学校にもあまり出られなかったからコミュニケーションをあまりとれないことは知っていた。
おかあさんが「この子、無理そうなんでいいから撮っちゃって」と言われる。

僕は仕方なく、セルフタイマーモードにしてリリーズボタンを押す。

おばぁは集合している方で家族みんながしゃべってるものだから、カメラの方向を向かない。

「おばあちゃん カメラの方向向いて!」
「ばあちゃん! カメラカメラ!」

みんながカメラの方向を指さす。 いいタイミングでシャッターが降りた。

「あら! タイミングバッチリじゃない!」と全員から笑いが。

僕も笑いながら「一応、もう一枚撮りますね!」と押す。

2回目もタイミングバッチリ。 時計が0時を過ぎて子供が寝だしたので終了。

次の日、僕は関西に帰ってその写真データを見た。
確かにおばぁはバッチリのタイミングでカメラの方向を向いていた。

なぜか笑顔じゃなかったので、おばぁの顔を拡大してみた。


目線は、その写りたくなかった女の子に向けられていた。


僕はカメラマン。 シャッターを押す力さえあれば誰でもなれるカメラマン。
実際に写ったものは、望んでいたことでもないのに

愛情に満ち溢れた写真が撮れたカメラマン。

人は誰でも何かを残せる可能性があるってことです。 素人な僕にでも。

でも、例えそんな偶然でも、カメラがなかったらこの記念写真は撮れなかった。

昔は撮る意味とか色々と考えてたけど、今は逆に素人に戻った感じがする。
なんでも撮りたい。 それが楽しい。 ただそれだけ。

いつか必ず「撮ってよかった」と思える時がくるから。

僕はカメラマン。 あなたもなれるよ!





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最終更新日  2009年09月24日 16時34分44秒
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