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柴田淳さんの話多すぎブログ ~僕はここにいます。~

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2011年06月21日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
こんにちは。
昨日、坂本サトルさんのライブに行ってきました。 ・・・と言っても
アコギのアンプラグドなバーでですが。

知らない人も多いと思うのですが、僕が20年間も好きな音楽アーティストです。
要するに20年前にデビューシングルを聴いた訳で。

地方テレビ「サンテレビ」で深夜にやっていた天気予報。 何故か天気予報なのに
画面にはPVが流れているという不思議なのでした。
当時僕は学生で、テレビも放送しなくなる最後のその天気予報を
夜中にぽけーっと見ていた訳です。

「大丈夫」

と、青空に書かれたピンクの文字。

----
離れていても 側にいても 君を見てる 君を見てる
綺麗だと思う 空はそこにあるかい? 僕はいつも空を見てる
----

と曲が始まった。 もう既に邪魔者になっていた天気予報(兵庫県 晴れ)などをどけながら
デビューするこの声に聞き入っていた。

----
1人じゃない 離れていても おなじ空の下いるから
「会いたい」という言葉の代わりに 「大丈夫」
なぐさめるより 勇気づけたい
----

あ、この人のファンになるわと。 あと、昔から青空に弱い(笑)
「JIGGER'S SON」という名前も覚えられなく、インターネットもできないから
ジガーズ・サンと読む事から覚え、(自画自賛)から文字ったことも覚え、
曲を覚え、ライブにも行き、時は流れ、

JIGGERS'S SON解散ライブの東京にも行き、 ソロ活動になって
全国をギター一本で回るのも行き、神戸では弾き語りの全ての箇所を追っかけ、

あれから20年。

昨日、初めて坂本サトルさんと喋りました。

いやいやわかりますか? どれだけテンパったか!

「僕は20年間ファンで、初めてサトルさんと喋ります」

サトルさん「本当に~!?!? 凄いな~」

でもって言いたいことがあるのに何から言ったらいいのか。
20年分の想いなんてそんなすぐに喋れるもんじゃないじゃないですか。

20年分を1分ぐらいに凝縮させて。。。 いや、嘘ですうまく喋られませんでした。

あぁ、これがテンパるってやつかと今思った。 踊る大捜査線の本広監督以来だ。

ということであわあわなった状態で自分の元の席に戻ったのですが、
「いやいやいやいや、無理無理無理無理。 しゃべれん」と自分で1人事&反省会してましたら、

「写真撮りたい人、まだいる?」と逆に言ってくれたので、

「はい!」ってもう一度行った訳ですよ。

ということで一緒に写真を撮らせていただきました。 ありがとうございました。
ついでにフレンドリーだったので(というかいい感じに酔っ払ってた)
想いが溢れてだだっと喋らせてもらいました。

あと、左手の指先を見せてもらいました。 ギターでガチガチになった指先を。

凄かった。 まじで。

サトルさん「もう指先は感覚ないんだよね」
僕「まじですか!? 凄いなぁ」
サトルさん「ほら、指先が透けるんだ」

そう言ってバーの照明に手をかざすと、ビックリ!!
本当に透けてるんです。 指先が肉厚になった皮だけになってしまっていて、
ハンパないぐらいに透けてた。

後ろにいたファンの人もそれを見て「すごーーい!!」と驚愕&感心してた。

僕「随分前に言ってた、背骨とかもまだギターの為に歪んでるんですか?」
サトルさん「ううんそう。 ギターを持ってると肩をずらさないようにするから・・・って本当よく知ってるねぇ!」と逆に関心されました。

坂本サトルさんは東北出身で、今も被災地でほぼ毎週のように行ってライブや
物資搬入等をされています。

「日、出づるところへ」
http://www.sakamotosatoru.com/0403.html

そして、20年経った今、被災地で、

「大丈夫」が違った意味で人々の心に入ってしまっている。

音楽は古い新しいもないんだ。 曲を産み出した後は、
いつどこで誰がどんな風に聴いて、知らない間に誰かの力になるものだと思う。

ミュージシャンとは、心に力を与えてくれる永久機関を作れる技術者。

その後押しをしてくれた分、心の鍵職人達に僕らも応援していきたいと思うのです。

スキマスイッチの大橋さんが雑誌のインタビュー
「日本でもっとも影響力のある、ギターの方は?」との質問にこう言った。

大橋卓弥「坂本サトルさんです。 なきがあるんです」

ということで、僕は JIGGER'S SON(ジガサン)時代のアルバムを、大橋君にプレゼントしました(笑)

そんな「大丈夫」はこちらです(何度も貼ってますけど)





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最終更新日  2011年06月21日 17時15分49秒
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