Suffering is optional.
●今年も終わろうとしています。早いですね~。でも、よだれ部長にとって今年は充実した年でした。このブログで素敵な方々と今年も知り合うことができましたし、コラボもできました。ワインやジュースのラベルデザインやポスター作りは本当に楽しかったですし、よだれ倶楽部オフ会も最高でした。そしてなんといっても、大きな声援をいただきフルマラソンを完走できたことは、人生の大きな財産になりました。●●『Pain is inevitable, Suffering is optional.(痛みは避け難いが、苦しみはオプショナル(こちら次第))』…村上春樹の新著に紹介されていた、ある有名なマラソン・ランナーが走っているときに唱えるマントラ(おまじない)です(出典は、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙のマラソン・ランナーの特集記事だそうです)。●村上春樹曰く。『たとえば走っていて「ああ、きつい、もう駄目だ」と思ったとして、「きつい」というのは避けようのない事実だが、「もう駄目」かどうかはあくまでも本人の裁量に委ねられていることである。この言葉は、マラソンという競技のいちばん大事な部分を簡潔に要約していると思う。』…これってマラソンだけではなくて人生の多くの部分にも当てはまるような気がします。もちろん人生はマラソンほど単純ではなく、人の思惑や感情が入ってきて自分だけですべてケリがつくわけではないのですが、最後の最後はやっぱり自分の裁量に任されることが多いですね。子供たちにも、オプショナルとしての苦しみに耐える力はつけさせたいと思っています。●●さて、本年は有難うございました。来年も宜しくお願いいたします。