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私は今でこそパチスロで勝てるようになりましたが、最初から今の様に勝てていた訳ではあ
りません。パチスロを覚えた４号機時代は負けに、負けていました。


しかし、今考えれば当然です。その当時の私の立ち回りでは勝てるようになる訳がありませ
ん。


「チャンスゾーン」「モード」などを意識した連チャン頼り、運頼りの立ち回りをしていたのです
から。


とりあえずデータカウンタを何気なく見て、「この台前日が出ていないから、今日は吹くか
も」見たいな立ち回りをしていた訳です。


最初は運よく２，３千円で連チャンしないかな、なんて感じで台に座ります。
しかし打ち始めて、投資が１万を超える頃はすでに平常心を失っています。


「こうなったら天井まで・・・。」


結局初当り単発・・・。


「ここで一発くれば」


そう考えると台を離れられず再投資。
こんな立ち回りでは、１日に５、６万は余裕で無くなってしまいます。


しかし、たまに運よく偶然連チャンする事も、ごく稀にありました。
１回調子よく連チャンすれば、今までの負けなんて忘れてしまいます。


しかし、そんな偶然のラッキーで、たまたま勝ったお金も結局手元にあるのは１日か２日。
また打ちに行って、たまたま運よく出た分を結局またパチスロ店に返してしまう・・・。
そんな事を毎月のように繰り返していました。


毎月、毎月こんな事を繰り返していれば、金はどんどん無くなって行きます。


その当時は本当に持っている金のほとんどをパチスロにつぎ込んでしまいました。



ＧＯＧＯランプが勝ちの道しるべに




当然それだけ負ければ、金がなくなるのは一瞬です。
給料日まであと２週間、財布の中には１万円。そんな事は毎度の事でした。


そんな状況でも私はパチスロに行く事を止めませんでした。
もうパチスロ中毒と言っても過言ではありませんでした。


１万円札１枚。全財産を持ってパチスロに行く。
もう狂っているとしか言いようがありません。


そんな状況の時たまたま目についたのが「ジャグラー」でした。
４号機。ストック機全盛の時代に「ジャグラー」は私から見ると
「出ない」「つまらない」「年寄り専用」ぐらいの台にしか思っていませんでした。


「この台なら１万でも何とか遊べるかも・・・。」
その日たまたまジャグラーを何気なく初めて打ってみたのです。


その日運よく私はジャグラーで２万勝てたのです。


その日を境に私は「ジャグラー」オンリーの立ち回りが始まりました。
毎日、毎日ジャグラーを打つ様になったのです。
そうすると自然に、その頃を境に私はパチスロで負けなくなって来たのです。


それは今考えれば、立ち回りが「運」や「連チャン」では無く「設定を意識する立ち回
り」になったからです。




（抜粋）


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