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夢を紡ぐ徒然日記

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2008年03月14日
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カテゴリ:趣味・読書
きみに読む物語


【あらすじ】・・・ネタバレしているので、いやな方は感想だけ読んで下さい。
 ひと夏出会い、愛し合ったノアとアリー。
 生まれ育った環境の違いから、引き離され長い年月が過ぎる。
 それぞれの道を歩き始めるが、心の中でお互いは忘れられない存在だった。
 結婚が決まり幸せの絶頂のアリーは、ノアが二人の思い出の家を買い取り、約束通りに修繕した事を新聞記事で知り、想像以上のショックを受ける。
 二人の関係を無かった事には出来ない。
 アリーは悩んだ末、ノアを訪ねる。
 変わらぬ人として魅力的なノア。
 変わらず人として美しいアリー。
 二人は再び恋をする。

 けれどアリーは婚約者の元へ、何も起きなかった顔をして戻らなくてはいけない。
 身を裂く様な別れ・・・。しかし、婚約者に逢った瞬間、メアリーはノアこそ一生を共にすべきパートナーである事に気づくのだった。

 やがて二人は三人の子供にも恵まれ幸せな日々を送る。
 子供もりっぱに成長し二人のもとを巣立っていき、後には二人だけの長閑だが幸せな日々が待っているはずだった・・・。
 そこへ突然訪れた不幸。なんとアリーがアルツハイマーという不治の病に・・・。

【感想】
 泣けますねぇ、この話しは。『至高』という形容詞に相応しい純愛を貫く二人。これほど深く純粋に人を愛する事が出来るのでしょうか?世間のほとんどの方々には難しいと思えるからこそ、この物語は多くの人々の感動を呼び、大ベストセラーとなったのでしょう。
 それから、この作品世界で重要な位置を占めているのが、1940年という南部と北部という明確な線引きがなされていた当時のアメリカの保守的な南部ノースカロライナ州という時代設定と、情景が匂いたちそうな色彩で描写されるニューバーンの大自然という舞台設定だと思います。映画化もされているので、映像でこの辺りがどんなふうに撮影されているのか興味津々ですね。きっとステキな映像で満ち溢れている事と思います(どうして、映画ではシーブルックっていう設定なんでしょうね?)。
 最後に、この話しは実話を参考にしているということを申し添えておきたいと思います。







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最終更新日  2008年03月14日 06時49分40秒
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