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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:母のこと
19日に突然のアクシデントに見舞われるまで、 半身が不自由というだけで、 大袈裟ではなくて、全てが家に居る時と同じ状態でした。 残念ながら今は、最悪の状態です。
経緯をお話します。 昨年、12月インフルエンザで入院後、病院で脳血栓を発症しました。 奇跡的にTI大学病院へ転院ができまして 心房細胞による心因性脳血栓、高血糖症の治療開始。 車椅子から降りて病院の食堂で軽食が摂れるまで回復して 療養型リハビリ病院へ転院。 気管支炎と心不全が合併して肺炎になり、 再度、TH大学病院へ転院。 状態が安定したので、元のリハビリ病院へ戻らなければならないのですが、 無理をお願いして現在の救急病院へ転院しました。(大きな病院です) 大学病院から救急病院の転院は普通は100%不可能なんですけど 経緯は、ここでは書けませんm(__)m
前置きが長くなりましたが本題です。 2月頃、最初の大学病院で、 母が妻へ、 「ねぇ、裕ちゃん、私ね、何もしないのに麻痺した方の手が痙攣するのよね」 2回目の大学病院で、 「ねぇ、裕ちゃん、時々金縛りみたいになって手が自然に動いちゃうの」
そして、現在の病院で同じ様な事を本人が看護師さんに伝えて、 翌週に脳波の検査を予定したそうです。
悪夢の19日。 痙攣発作&発作性心房細動&脳梗塞のトリプルアクシデント。 経験豊かな看護師さんでないと見逃し易いそうです。 後の検査で脳梗塞の発症は無かったですが、 痙攣発作は、一時的に誰でも数秒間心肺停止するそうです。 そのダメージで今も重篤な状態が続いています。
大学病院は専門分野の医師が居ますので救命処置が優秀です。 しかし、専門外の症例は経験不足です。 病院によっては医師がやる規則で看護師さんも点滴の針を刺せません。
現在、入院している救急病院の先生は、 「脳梗塞で麻痺が残る場合は予防の為に抗痙攣剤を投与するのが常識」 「折を見て脳波の検査をしようと思っていた矢先の出来事でした」 「若い人でも頭を手術した場合は症状が有る無しに関係なく 予防の為に投与するのが常識なんです」
あぁ~そうなんですか! 大学病院の助教授にも解らない医学を教えて頂いて有り難うございます(笑)
現在、主治医が院長先生に替わりました。
現在の救急病院は本当に素晴らしいです。 じつはですね。 9月1日、転院当初から抗痙攣剤投与の問題が話し合われていました。 説明は、 通常は、所見が無くても発作時に数秒間心肺停止するので 安全性を考慮して投与したほうが良いと思います。 所見が無ければ投与の副作用で意識が鈍くなります。 回復期投与は脳のリハビリを遅らせる場合があります。 しかし、既に結論が出て、脳波検査の後、投与開始の予定でした。
大学病院の専門バカ先生のお蔭様で今まで助けていただきましたが 思わぬ落とし穴が・・・・・ と、言いたいところですが! 違いますよね?
今までの病院と先生方に頑張って診て頂けたからこそ、 今日の母が居るのです。 そして、 今の東京○○病院の優秀な医師と看護師さんに巡り合えたのです。 今は、意識が鈍く重篤な状態ですが
この強運を生かして もう一度、自宅静養ができることを信じて止みません。
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