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テーマ:闘病日記(4014)
カテゴリ:母のこと
ようやく帰ってきました。 11ヶ月ぶりの帰宅です。 今、僕の傍に居ます。 微笑んで安らかに眠っています。 今にも話しをしそうで、 人生に悔いがなしという満足そうな顔をして眠っています。
15日、 心房細動ではない 絶対起きてはならない心室細動の波長が初めて確認されました。 そして、心室頻脈が・・・・・ この時、家族は、もう長くはないことを悟りました。 16日も心配な状態が続きました。 17日、 治るから大丈夫だよ と、いう僕の言葉に涙を流して うん と答えました。 あの涙は、何の涙なのか? もう私はダメだよという涙だったのか? 後のことを頼むよという涙だったのか? その、6時間後に僕の手を握りながら眠ったままになってしまいました。
満足そうな優しい笑みを浮かべたその顔は、 人生悔いなし という顔をしていました。 人として尊敬できる母でした。
お正月に外出できると思うほど状態が良かったのです。 来春は、桜が咲く頃は元気に家に帰る準備もして リフォームの打ち合わせも進めていました。 突然の出来事に誰もが事実を受け入れられていません。
平成20年11月18日 永眠。 11月21日、密葬。 12月 1日、通夜。 12月 2日、告別式。 お母さん、まだ13日間ありますから ひとまず家でゆっくり休んでください。 僕を産んでくれてありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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