27日京都市で 研究機関で構成される「人間文化研究機構」の
「人はなぜ花を愛でるのか?」というテーマの公開公演シンポジウムがありました。
ネアンデルタール人の化石と花粉が 一緒に見つかったというニュースが話題になりましたが
6万年前にはすでに 人類は死者を花で弔っていたということになります。
6万年前の人類が現代人の感情に劣ってるかどうか分かりませんが
少なくとも花に対しては 現代人と同じく花に特別な感情を持っていたのでしょう。
昔見た番組で 花について興味深いことをやっていました。
花の色や形が多種多様なのは 子孫を残すための進化だというのです。
生き残るためには受粉しなくてはならず 花粉をおしべに届けるのが鍵となります。
あるものは風で飛ばす方法を選び
あるものは昆虫に運んでもらうように 目立つ鮮やかな色に進化しました。
人が花を愛するのも 花が人間に好まれるように進化してきたからと思うのです。
花を栽培したり商品として扱い 人間主導で花と接していますが
実は人間のほうが 花の戦略にはまっているのかもしれませんね~Σ(・∀・)