カテゴリ:今日のつれづれ
原田宗典さんの「できそこないの出来事」(集英社文庫)を読んでいたら 谷川俊太郎さんの詩を紹介していて これがなかなか素敵だったので 私も紹介させていただきます。 『女に』という詩集から どっかに行こうと私が言う どこ行こうかとあなたが言う ここもいいなと私が言う ここでもいいねとあなたが言う 言ってるうちに日が暮れて ここがどこかになっていく これは60歳を過ぎた谷川さんがパートナーである佐野洋子さん (『100万回生きたねこ』を描いた絵本作家) に向けてかいたラブレターです。 なんてほのぼのした温かい詩なんだろう!と素直に思いました。 20歳とかの若い人が言うんじゃなくて 60歳を過ぎた大人が言うのですから なんとも羨ましいお二人です。 いつまでもそういう関係でいられるのって本当に素敵なことですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月30日 18時40分43秒
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