|
カテゴリ:つながるいのち。
新幹線で鹿児島まで行ってくると
友人と出かけた母だったが、 悪天候に見舞われ、熊本で新幹線はストップ。 代替バスで指宿までたどり着いたとか。 朝一番で、報告の電話。 それは残念だったねえ。 でも、それ以降の旅程は滞りなく。 人工関節置換手術を奨められている股関節の痛みも どうにかしのぐことができ、 まだまだいけると自信がついたようだ。 そりゃあ、よかった。 妹は妹で、ゴージャスなホテルのゴージャスな部屋で過ごし、 今日の午後は友人と会った後にいわきへ。 そしてわが娘は、友人宅でパジャマパーティー、夫は出張。 昨晩は、それぞれがそれぞれの時間を過ごした 我が家だったという訳だ。 地元の「放射能から子どもを守る会」会合に出かけてみる。 どういう方々が、どういう問題意識の元に始めたのか、 非常に気になったこともあるけれど、 より幼い子どもと暮らす親御さんたちが感じている不安を 直に感じたいと思った。 非常に意識が高く、 正確な情報を得て、自分たちなりに判断したい人々。 ともかく、子どもたちの未来を見据える思いは真摯。 ガイガーカウンターやシンチレーションを購入し、 ちゃんと校正も行って、あちこち計測していたり、 さまざまな場所の土や水を採取、 民間の研究所を通じて、カナダの研究所に分析を依頼もしている。 彼らの行動力が、地元自治体を動かしたことは、 区議会の特別委員会で彼らの署名と陳情を採択した夜に 公立教育機関および保育機関などでの空間放射線量計測を 地元自治体が決定したことが 如実に物語っている。 特別委員会で採択された議案が 本会議で議論されるのは週明け。 仮に本会議で採択されたとしても 先に自治体として計測を決定していれば、 自治体側の“落ち度”にはならない という姑息な計算が働いた結果と見る区議もいる。 恐らく、それは正しい。 しかし、17日の日記に書いたように、 親御さんたちは土壌およびプールの水の検査も求めている。 カナダでの検査結果如何では、 さらにさらにもめるだろう。 何せ、自治体側では空間放射線量計測しか予定していない。 土壌や水に何か見つかれば……! 会合では敢えて触れなかったけれど、 ふくいち2号炉内の湿度を下げるために、 そろそろエアロック開放が始まりそう。 で、危惧していたら、今日の20:50に開放された。 その3時間くらい前に夫から 「東北道渋滞がひどいから、常磐道使って帰る」と連絡。 思わず、 「エアロック開けるらしいから、早く帰って来て」 と懇願してしまう。 距離に思いを馳せつつ、 妹が事態を知って、またまた苛立つんじゃないかと危惧。 「パニクらないで」と“現場”からのツイート。 確かに、5月に1号炉がエアロックを開放したときには 放射線量も上がらず、降下物にも異変はなかった。 今回は3倍の放出量だそうだけれど、多分大丈夫? 現地および地元の天気図と風向きをチェック。 21日には現地で雨が降る。 20日の午後には小野町方面に風が吹く。 (“冬の飯館、夏の小野”なんだね、本当に) 21日の風はたいしたことないらしいけど、雨。 22日は降らないらしいけど、26日までは「一時雨」。 関東は21日は曇りで22日は晴れるものの、あとは雨降りそう。 梅雨なんだよね。 正しく怖がるためには、リスク回避と その後の対応。 つまり、落下物に留意して、 必要ならば除染だ、今の状況だと。 随分前に知ったことだけれど、 知りすぎるって、確かに怖い。 確かにパニクらず、冷静に対処しないと。 で、今朝痛感したんだ、 もう、いい加減楽しいことに触れなきゃねって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.20 01:12:43
コメント(0) | コメントを書く
[つながるいのち。] カテゴリの最新記事
|