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2011.09.05
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朝一番で届いた思想地図βVol.2をバッグに入れて外出。

今日のメインはいくつかある。
もちろん夕方から始まる会議が本当のメイン。

甚大な被害をもたらした台風12号の動向に
すっかり気を取られていたら、
台風13号が発生、太平洋上を北上中。
さっさと消滅した台風11号と入れ違いということは、
本当にダブルで台風に狙われ続けていたってことだ。

まったく、うかうかしていられないよね。

行きの電車ではもちろん、
ランチタイムのお伴も思想地図β Vol.2。

敬意を表して、東裕紀さんの巻頭言から順番に読む。

「震災でぼくたちはばらばらになってしまった」
うん、確かにそうだ。

「ばらばらになってしまった」からこそ、
敢えて、絆とか、All Japanなんて言いたくなってしまった。
本当は、震災以前から「ばらばら」だった。
図らずも、それを露呈させたのが、震災だった。

16年前に予習済みだもの、
そんなこと。

で、やっぱり福島、なのだと、
和合亮一さんの「詩の礫 10」を
読みながら、思う。

ああ、ここに綴られた言葉は信じられる。

復興計画β・雲の都市では、
埼玉県の地誌を知り、
ああ、だから双葉町を全面受け入れ出来たんだ、と思い、
精力的に活動する彼の地の市民活動家のみなさまに
想いを馳せた。

ただし、埼玉県にも東北さながらの地はあるよね。

そして、津田大介さんの
「ソーシャルメディアは東北を再生可能か」。

きちんと現地で取材を重ねて来たからこそ書けた記事。

「弱者は善良である」なんてうそっぱちだ。
そんなこと、16年前から現地では判ってた。

このルポルタージュの白眉は、
東北の底力というか、本当の意味での「絆」というより、
日本型市民自治の原型のようなものを感じさせる動きが
東北にあったと驚かせてくれた二つの地区での動き。

南三陸町伊里前地区と
いわき市豊間地区。

この二つの地区では、震災後1カ月半ほどの間に
資金及び法関係さえクリア出来れば、
4、5年先には300年先、500年先をも見据えた
復興モデル地区が完成出来るほどの
地域住民による復興構想が打ち立てられていたという。

市民自治の先例から見れば、
資金を何とか出来れば、行政西の五も言わせず、
先行モデルになれるはず。

実現出来れば「ふんばろう東日本」よりもすごいことになる。

それを後押し出来るのはソーシャルメディアという
津田氏の指摘は正しいかもしれない。

孫正義さん、どうせ資金援助するなら、
こういうところに投入したほうが、
日本という国を大きく変える牽引力になるかもしれませんよ。

戦国時代に市民自治を行っていた堺、
そして自前の資金で街路計画を立て、実行して来た
芦屋市六麓荘。
彼らはすべて自腹を切った。
現代で言うところの税金のお世話にならずに資金調達して
自分たちのプランを実現したからこそ、
先駆的な都市計画が実現出来たのだ。

そんな偉そうなこと言って、
何の資金調達力もない私なのだけれど。

猪瀬直樹さん、村上隆さん、東裕紀さんの座談会
「断ち切られた時間の先へ──「家長」として考える」
は、実に読み応えがあった。

と、この辺りで時間切れ。
会議に突入。

例によって、ネットと電話を駆使しながらの会議。
途中いくつもの別件をさばきながら。
一応の道筋は固まったところで散会。

で、事務所をあたふたと出たおかげで、
眼鏡ケースを忘れて来てしまった。

首から眼鏡を下げたままだったから、かもしれない。

夜、NHK特集ドキュメンタリーで、
閖上中学校の生徒と保護者、教師、
それぞれの半年の記録を観る。

500km以上の海岸線を中心に、
そこで暮らす人々ひとりひとりに起こった出来事。

確かに、この夏は「特別な夏」だった。

濃淡はあれど、
この国で暮らす私たちひとりひとりにとって、
「特別な夏」だったのだ。





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Last updated  2011.09.06 02:23:37
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