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カテゴリ:子どものミカタ
そうか、やっぱりこういう風にしか
マスコミは取り上げないんだよなあ と思いながら、クローズアップ現代を見始めた。 おお、大好きなO先生がコメンテーターだ。 この話題でO先生以外にきちんと話せる人はいないかも。 子ども・子育て新システム。 近頃評判が悪いというか、かなり分が悪い。 介護保険導入のときにも反対運動の急先鋒だった人靴が、 このたびも反対運動を牽引、 まだ何も決まっていない頃からブックレットを発行して 先行的に反対運動を展開していた。 何も決まってないのに、どうしてダメだと決めつけられるのか? 不思議だよね。 番組の言いたいことは、保育所待機児問題に絡めて 新システムでは保育所経営主体に株式会社を積極的に参入させる という方向に向かっていることを伝えつつ、 さて、何が言いたかったんだろうか。 確かに都市部では保育所潜在ニーズ100万人と言われている。 が、過疎が進む地域では事情が全く違う。 幼稚園は軒並み廃園、保育所だって統廃合。 待機児童は、いない。 そんなことよりも、このままでは、 集団の中で育ち合い、成長していくはずの 子どもたちの居場所すら、確保できない事態に陥る。 幼保一体化は、この国の未来の支え手となる 子どもたちが、集団の中で育ち合う環境を確保するための いわば発達保障を担うべく 最後の決め手となる政策なのだ。 にも関わらず、保育関係者に対し 「新システムが成立すれば、保育所は廃園に追い込まれ、 保育士は職を失う」 「株式会社が参入し、保育の質が低下する」 と、保育士と保護者を脅し、不安に陥れ、 反対運動に加担させようという動きが活発化している。 勘弁してよね。 子育て支援の本当の課題は、そこじゃ無いから。 別にどこの政党を押しているというわけではないのだけれど。 少なくとも「社会全体で子どもと子育てを支えよう」 という趣旨で進められようとしている政策に 反対しようと思う現役世代の女性は、いないと思うよ。 それが間違った考え方だなんて言ってる自民党は、 己のそういったスタンスが、現況を引き起こしたいるのだと 猛省すべきだし。 O先生は、番組の趣旨そのものに不快感を露にし、 キャスターが反論したけれども、 (本当はKキャスターのファンの私もさすがにこれはダメだと思った) そのやりとりが、 視聴者にどのように受け取られたのかについては不明。 幼保一体化に関しては、既得権益との闘いでもある。 地方議会で反対決議が出始めているけど、 それはひな形を提示した自民党か共産党の文書に 所属団体(政党)からの文書だからと賛同した 何も考えていない (子育てて苦労している人たちのことよりも 所属政党の利益しか考えていない) 人たちが何も考えずに賛同しているだけだからね。 本当に、子どものこと、 子どもと暮らす人のことを考えているのは果たして誰なのか? 今こそ、はっきりすると思うよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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