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カテゴリ:いつになったら一人前?
7回目の父の命日。
という数え方は仏式で、神道式では8回目。 大学の講義がなく、夕方からのアルバイトのみという娘と しみじみと語り合う。 昨日、久方ぶりに高校時代の友人たちと会ったのに、 何故だか全員体調が思わしくなく、 かなりテンションの低い会合だったとか。 現役で大学へ進学した友は、 そろそろ来年の就活が念頭にあるらしい。 短大へ進学した友はすでに卒業後の進路を決めている。 そんな時期、夫から「就職はどうするんだ?」と 訊かれたとか。 まだ、1年生だし。 取りたくても取れない講義は山のようにある。 その中には資格取得につながる講義も。 ま、取りたい資格があれば、一応、今から考えておけば? 父は医師免許と医学博士以外に、 教員免許ほか、随分たくさんの資格を持っていたっけ。 医師免許持ってるんだから、 生物や化学の教師にはならないだろうし、 まして養護教諭なんて絶対ならないに違いなかったのに、 取れる資格は全部取ったみたいだった。 それはともかくとして。 元からチャレンジしたいことのある娘は、 共にチャレンジできる仲間が出来て、 いよいよ行動開始直前。 アドバイスはするが、決めるのはあなた。 そのスタンスは、崩さないよ。 笑ったのは、20歳という年齢が重いというコメント。 「ピーターパン」は絶対におとなだからこそ書けた作品。 あれは子どもには書けないよぉ。 ということだそう。 「おとなになりたくない」と言っていたくせに、 実は「早くおとなになりたかった」(!)けれど、 20歳になってしまえば、「その重さ」を痛感しているらしい。 ふーん。 その気持ち、おかあさんもかつて味わったから理解できるよ。 「おとなになった解放感に浸れたのはわずか数日だけだった」 極めてまともな感想だと思うわ。 20歳になったって、世の中的にはひよっこ扱いだけどね。 でも、20歳の重さを実感できるのはたいしたものだと思うよ。 成人式の前日、伊豆沖地震が発生、新幹線のダイヤがハチャメチャになり、 がら空きの新幹線に乗って実家に帰ったのに、払い戻しでお金が戻って来た。 そうだ、外泊していて、帰宅したら枕のところにライトが落ちていて、 ものすごく怖かった。 全く偶然に、無傷で済んだと気づいたから。 阪神淡路大震災のとき、実家の居間には いつも妹が寝ているときの枕の位置にTVが落ちていたが、 妹は、そこで寝ていなかったこと、 東日本大震災では、夫も娘も妹も 間一髪で難を逃れたこと。 歩いて帰る覚悟を決めていたのに、目の前でタクシーが止まったこと。 すべて、何かに守られていたとしか思えない。 今現在も、守られていると感じる。 今日も洗濯物を干していたら、急に風が吹いて来て、 あ、もしかしたら?なんて思った。 オカルトじゃないです。 ただ、そう感じるだけ。 今日は、 行きつけの絵本屋さんで絵本の原画(今回は刺繍)を見て、 その美しさにうっとりして、 「ジム・ボタンの機関車大旅行」の続編を購入、 わくわくしながら昼間のわんこの散歩を終えた。 夜は、夫と再びわんこの散歩。 ゆったりモードの中で過ごせたのは、 やはり風のおかげかな。 娘としみじみ話せたことも。 やっぱりwell babyだよ、娘。 昨日のMちゃんと同じだ。 それを本人に伝えると重たくなるから、敢えて言わない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.11.25 01:23:45
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