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2011.11.25
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カテゴリ:つながるいのち。
東京都の子育てイベントに参加。

被災地支援をさらに展開したいと考える企業と
ほぼ同じ方向性の活動をしている団体とをその場でつなぐ。
こういうところがイベント開催の意義のひとつ。
1月に予定している被災地での会議に
ひとつ足がかりが出来た出来事でもある。

あるブースで、先日メールをもらった知人と
被災地の現状について情報交換をしていたら、
若い男性が歩み寄り、声をかけて来た。

「被災地で活動していらっしゃるんですか?
 実は僕、陸前高田出身なんです」

自分の勤める企業の来年の出展をにらんでの
下見でイベントを訪れたようだが、
被災地の様子について語り合う私たちの会話を訊いて、
いてもたってもいられなくなったらしい。
震災直後に現地入りした時の写真や
最近再び現地を訪れた時の写真などを見せてくれる。

がれきは随分片付いたとは言え、
復興の槌音が聴こえ始めるのはいつになるのか、
まだまだわからない。

知人は保育支援で現地を訪れたときに、
仮設住宅に宿泊した。
高台に建てられたものの、最寄りのコンビニは
坂道を5、6分車で下りて行かなくてはたどり着けない。

「夜になると周囲は真っ暗。
 あれではどうしてもこもりがちになって行くと思うの」

阪神淡路大震災のときみたいだ。

緊急避難的につくる仮設住宅といえども、
街を新たにつくるのと変わらないってことだ。
お店も必要だし、街灯も必要。
そこに住む人々の住み易さへの配慮が必要。

子どもたちのことに配慮がない、と指摘する以前に、
そこに住まう人の暮らしへの配慮がない
というのが事実だった。

まして子どもたちにおいてをや。

「現地から支援の手が引いているけれど、
 まだまだ必要ですよ。
 現地の皆さん、本当に疲労困憊していらして、
 子どもたちが甘えたいのがわかっていても、
 それに応える余裕すらないの」

知人が抱っこをせがむ子どもたちに手を差し延べ、
子どもたちがしがみついている様子を見て、
「そんなに抱っこをせがんじゃだめでしょ」
と現地の人がおっしゃる。

それがまた、悲しいし、やりきれない。

仕事を何とかやりくりして、
来年になったら、再び現地に行くと知人。

「それはもう、本当に有り難いです」

若い男性は、故郷のことに思いを馳せる人に会えて
心から有り難いと思っているようだった。

仙台の知人の言葉を思い出す。

「現地に来てくださった方は、
 現地への思い入れが違う。
 もっともっと現地を訪れて欲しい」

支援活動目的でなくたっていいのだ。
ともかく、現地に足を運び、見て、感じて欲しい。

言葉や映像では伝えられない、伝わらないことが、ある。

現地選出の国会議員が、一向に被災地を訪れようとしない。
そんな話を未だに訊く。
いろいろ攻撃されているけれど、
取り敢えず閣僚及び関係者は何度も足を運んでいるのは事実。
かなり温度差があるかもしれない。

足の引っ張り合いをしている場合じゃないよ。
ずっと怒りを感じているのは、
諸々の決定を遅らせている人々、勢力に対してだ。

その怒りを露にする言動を見て、
からかう友人もいるけれど、彼は現地を見ていない。

何故私たちが、こんなにも熱く語るのか、彼にはわからない。

お互い、出来ることをして行きましょう、
そう言いながら、若い男性は帰って行った。

東京は少しずつ、忘れようとしているけれど、
まだまだ、まだまだなんだ。
若い男性は、職場や日常の交友関係の中で
もしかすると孤独を感じているのかもしれないね。

そう、福島で3.11を体験した我が娘が感じているように。

それは、阪神淡路大震災後に、私も感じていた。
あのときの東京は、もっと今より緩かった。





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Last updated  2011.11.26 13:42:43
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