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カテゴリ:つながるいのち。
阪神淡路大震災での犠牲者の鎮魂と
復興への強い願いを混めて始まったルミナリエ。 ようやく見ることができた。 今年のルミナリエがこれまでと少し違うのは、 東日本大震災との関連だそう。 母に教えられた通り、三宮から行こうと思っていたのに、 見送るときになって、 「やっぱり元町から行ったほうがいいかも」 と言われて、元町まで行く。 直前の母の直感は当たっていた。 元町駅前から、すでに誘導が始まっていて、 信号待ちの場所ですら、警察関係者による マイクでの誘導を受ける。 大丸神戸店前から並び始め、大きく迂回する形で ルミナリエ会場へと誘われる。 ううっ、美しい! 小さなライトで描かれた光のゲートが延々と続き、 その下を通る。 祈りの光に導かれるかのよう。 今年は以前に比べて地味らしい。 何が地味なのかはわからないのだけれど。 この光のゲートにたどり着くまでの慌ただしかったことったら! 午前中、諸々事務作業のために事務所に立ち寄り、 重要案件をいくつかこなす。 そのなかで一番の気がかりを電話で確認するも、 お返事待ちという状況下で東京駅へ。 おなかぺこぺこ状態で、大丸八重洲店地下で うにいくら丼(えぼし)を購入、最速ののぞみに乗車。 うにいくら丼、美味しかったー♪ ほぉぉとしていたら、携帯のバイブレーション。 慌ててデッキに向かい、コールバック。 げっ、事態は悪いほうに転がってしまった。 気を取り直して、今回のミッションでのパートナーに入電。 新幹線に公衆電話が導入された頃からの 東海道新幹線ユーザーとしては、 携帯電話の電波事情の悪さを悪し様に言えないのだけれど、 重要な電話に限って電波状況が悪いってのは困るよ。 新大阪駅下車、神戸線ホームでも電話。 芦屋駅下車の後、さらに電話。 実家にたどり着くまでに、電話に翻弄され続け。 取材スケジュールを完璧に組み立て終わるまでの苦労から 解放されて○年。 楽をして来たツケが一気に! 結局、すべてが決着したと確認できたのは ルミナリエを見終わって帰宅してから。 ま、そういう人生であることは○十年前から変わっていない、と? 携帯の留守電を確認したときには、 メールチェックできない環境にあることを一瞬恨んだが、 でも、別にそこまで急ぐ必要のない案件。 自分で自分に、「あんた、ちょっと落ち着きなさいよ」 とダメ出しする。 ま、抱えていた案件が無事に決着したんだから、ね。 1.17で実母を亡くした友人が、 「ぜひ見に行きたい」と言っていたけれど、 見に行けたのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.14 01:21:56
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