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カテゴリ:小心者のつぶやき
最近読んだ言葉の中で、最も共感したのは
「「医療」と、「福祉」と、「教育」。 3つは似ているようで、全然ちがう。」 という言葉。 混同されやすいけれど、この3つは似て非なることなのだ。 子育て支援と一口に言うが、 福祉のプロフェッショナルと 教育のプロフェッショナルとでは、 アプローチの仕方からして違う。 が、カナダで見た子育て支援は、見事に ふたつが融合していたな。 実は子どもが育つ環境には、上記3つが重要だったりする。 重層的、複眼的な関わりが必要。 多分、高齢者に対しても同じなんだと思う。 真ん中の壮年層(いわゆる生産人口と呼ばれる年代層)は、 生涯教育の対象でもあり、 定期的に医療的見地からのサポートを受けつつ、 あまり福祉のお世話にならずとも暮らしていける人々が 大半を占めている というのが、 現在のこの国での 前提条件らしい。 勝手に国の方で設定しているものだから、 上記条件からはずれたら、案外大変な目に遭う。 なかなかオーダーメイドになってくれないね。 せめてレディメイドぐらいには 進化してもらいたいものだけれど。 自己防衛的には、 3つの違いを言語化出来るくらいにはなっておきたい。 でないと、思わぬところでしんどい状況に陥る。 はい。 経験者は語るのですよ。 家族であるということは、 3つのいずれかが家族の誰かに必要となった場合、 ちゃんと享受出来るだけの環境を整える義務がある と言えるのかもしれない。 しかし、家族が誰もいなかったら? そのときこそ、まずは福祉の出番なんだろうね。 (ちゃんと対応出来るようになってるかな?) あのとき、夫が言ったのは、 「その人には、ちゃんと家族がいるんだろ? だったら、家族に任せればいいじゃないか。 他人がどうこう出来ることじゃないよ」 この言葉は正しい。 自分以外の誰かのために、何か出来ることはあるのか。 もちろんあるのだけれど、 ときとして、あまりにおこがまし過ぎて 何も出来ないこともある。 そっか。 娘には、「この人を介護することになっても一緒にいたい」 と思える人を伴侶に選びなさい、と伝えておこう。 「僕のほうが先に逝くからね」 相変わらず、そのつもりでいる夫に それではあまりに私が寂しいのですが、 と言い続けている現状ってのもあるけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.23 02:56:47
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