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カテゴリ:日常の出来事
またちょっと寒くなりましたね。
今朝は気温がまた下がるのは知っていましたが、4月も終わりになって息が白くなるなんて思いもしませんでした。今年は早々にかなり気温が上がったりしたもんだから、事務所の集中暖房ももう切れちゃってるし、油断してたら一発で風邪を引きそう。お互い気をつけましょうね。 さて久々の小ネタ集。 1.ジュリー・レスコー 雨が降らない限り、そして時間がある限りはできるだけ歩く量を増やしている毎日なのですが、ここでも先日来いろいろと書いたように、歩けば歩くだけいろんな発見があります。 先日は歩いていると通り過ぎた高校生集団が「あ、ジュリー・レスコーの・・・」と口々に騒ぎ出しました。 「ジュリー・レスコー」とはフランス製作の数少ないTVドラマのひとつ。 フランスドラマは全く興味ないので、1回しか見たことがありませんが、こちらでは超長寿番組なので見てる人はずっと見てるんでしょうね。主人公は女性の警察官で、事件がらみの話だけでなく、家族の話だとかがいろいろ出てくるらしいので、私は勝手に「はぐれ刑事」系かと想像しています。 で、この時なんですが、どうやら私の後ろを歩いていた人がその「ジュリー・レスコー」出演者だったようで。高校生達の「おきれいです~、マダム!」なんて黄色い声にさらっと挨拶をして信号を渡る姿はなんだかクールでかっこよかったです。ただ後で調べてみても、誰だったのかはわからなかったんですが。 2.働く犬達 やっぱり歩いていて気付いたんですが、私の好きな界隈でもあるサン・ミッシェル大通りをセーヌ川から入ったところからリュクサンブール公演あたりまで、100メートル、いや多いところでは50メートルにひとりの割合で、人が帽子なり紙コップなりを前に置いて座っています。 ま、それはこの不景気ですし、パリのどこでも多少なりともこういう光景はあるのですが・・・。 このサン・ミッシェルの辺りで座っている人々は明らかに東の方からバスで一斉にやってきてこうして稼いで帰っていくタイプの人たちなんです。 ま、それもいいとして、気になったのはその手段。 この人たち、50~100メートル間隔で座っているのはいいんですが、皆必ず犬持ちなんです。確かにたまに犬を連れてる人もいますが、ここでは全員、見る人見る人が犬と一緒に座ってて、さすがに違和感ありました。 けど聞きますよね、人間の赤ちゃん抱っこしてるより動物連れてる方が世間の同情を買いやすいって話は。なんだかなーといろいろと複雑な気分になりました。 3.「ちょっと待って」と言われた話 これが最近の私に起こった一番衝撃事件なんですが(笑)。 パリの中を縦横に走っているメトロ。 線によってもちろん始発駅・終着駅、走る場所も違うわけなんですが、通るところにより多少乗客の質が変わるように思うことがあります。 先日私が乗り換えに使用した駅がまさにこの意味で要注意の駅。 何時に乗ってもこの駅の二駅くらい前から電車が非常に混み、降りるのも困難な上、この駅では降りる人優先という意識がある人がほとんどいません。 この状況ですから混雑する車内から扉の方へ移動→我先に乗ってくる人を掻き分けて降車という一連の行動が非常に困難で、毎回この駅に着く頃になるとひと悶着ありそうな予感で緊張します。 この日は車内での移動は比較的スムーズで、電車がホームに着く前にすでに扉付近に到着はできたのですが、問題はその後。 扉が開いたと同時にいかにも図々しそうなタイプのおばさんがまるでガラガラの電車に乗るかのように、我先にと乗り込もうとするではないですか。 そこへ降りようとする私と鉢合わせ。 普通はそこで我先に系の人も一瞬ひるむもんなんですが、このおばさん、私に向かって 「ちょっと待ってよ。」 降りる人に向かって待てとは・・・。 初めての衝撃に「降ろしてくださいよ」と普通の言葉しか言えず・・・。 後になってああ言えばよかった、こう言えばよかったといろいろ思ったけど、後の祭りでした。 前にもご紹介しましたが、下のようなホームのイエローライン。 ここではまさにあってないようなもんです・・・。 というかあることも皆、知らないのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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