盆栽サロン日記

今日は、先日の種蒔きからの盆栽＜1＞モミジの種の採取の続き、「モミジの種蒔き」です。

前回、少しご紹介いたしましたが、この時期の種蒔きを「採り蒔き」と言います。

準備するもの
「モミジの種」
「赤玉土(大)」
「赤玉土(小)」
「育苗トレー」もしくは「素焼き鉢」
「ジョウロ」

　　
　

種蒔き(採り蒔き)

＜1＞先ずは、採取した種の羽を取り、小さく未熟な種は取り除きます。


＜2＞「育苗トレー」に「赤玉土(大)」を約２cm敷き詰め、その上に「赤玉土(小)」を約５～６cm敷き詰める。


＜3＞「モミジの種」を＜2＞の蒔き床に重ならないようパラパラと蒔き、その上に「赤玉土(小)」を種の押さえとして薄く種が隠れる程度に被せる。


＜4＞＜3＞に柔らかにでる水量のジョウロでたっぷり水をかけ(適当なジョウロがない場合は、下から水を吸わせても良い)、土や種が浮き出さないようにティッシュを被せ、その上からもう一度水をかける。(このティッシュは、２週間もすると溶けてなくなる)


＜5＞その後、水遣りは、置き場所により異なりますが、乾かさないように気を付けて下さい。また、霜に当てないよう管理し、春の芽出しを待ちましょう！
できれば、ムロか温室に置くのが理想(日当たりの良い室内でもOK)。


次回の「種蒔きからの盆栽＜３＞」は、鉢植えの「採り蒔き」の紹介を予定してます(^^)/