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カテゴリ:漫画・ゲーム・映画の話
漫画家・山田玲司と著名な方との対談を本にした漫画です。 ジャンルだとかにとらわれず色んな分野の方に対して、 「真剣に」人生相談して、その内容を漫画にしています。 この本にでてくる人は、どの人も強烈なエネルギーを持った人ばっかりです。 彼らの語る言葉はとても深く、いろいろと考えさせられます・・・。 普通の対談集じゃなくて漫画なので読みやすいです。 ぜひ、一度読んで見てください。 さて、 私がこの本の中で一番気になって何回も読んでしまう方は、 3巻に登場する玄侑 宗久さんです。 なんかこの玄侑 宗久さんの箇所ばっかり何回も読んでます。 ということで玄侑 宗久さんの一言です。 ********************************************************************* 理性ってのをあんまり信用しないことです。 「なんとなく」の判断は最上なんですから。 ********************************************************************* 原因があって結果が生まれるというメカニズム。 これは科学のロジックです。 会社の評価システムだとか顧客調査だとか、 現代社会は基本的に科学的なものを好みます。 失敗しても、成功しても説明がしやすいですからね。 玄侑 宗久さんはこの科学の「因果」を縦軸だとすると、横軸に「縁」があると言ってます。 原因が「あいまい」で、自分でコントロール不可能なものです。 「人との出会い」だとか「直感」だとかですね。 この「縁」のロジックはなんとも説明がしがたいものです。 ただ、本当に必要だと思ったときに、必要な人が目の前に現れたり、 自分にとってピッタリな本が何気に目の前にあったりとか、 その縁によって起きるモノは、なんとなくですが分かる気がします。 過度に自分の持つ「こうであるべき」という理性をあてにぜずに、 コントロール不可能な「ひらめき」や「直感力」や「縁」を大切にする。 なんか科学的なものばっかりを重視するこの現代社会において、 この考え方でちょっと救われるような気がします。 株式投資の場合はこの「なんとなく力」のみで株を買ってしまうと、 大抵は失敗するとは思うのですが、それでもなお、判断の20%ぐらいは、 この「なんとなく力」に頼るべきものなのかなと思ったりしてます。 いわゆるアートの領域ですね。 科学のロジックをキチンと理解した前提で、この「なんとなく力」があるかないかで、 長期のパフォーマンスも違ってくると思います。 では、どうやってその「なんとなく力」を高めるのか?はこれまた難しい問題ですが、 これはまぁ「あるがまま」でいくしかないのかと思ってます。 全ての人が芸術家ではないように、全ての人がその力を持つ必要もないでしょうからね・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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