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盆栽投資日記

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2005/12/25
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カテゴリ:オススメの本の話
1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法


1年で10億つくる!不動産投資の破壊的成功法



1年で10億・・・。
またまたインチキっぽい本です(笑)



どうせ大したことが無いだろうと思って読んだ本なのですが、
うーん、スゴイです、この本!



私は今まで、不動産投資の本は結構読んでいのですが、
そのほとんどが「素人の体験記」みたいな感じで、
あんまり参考になるような本ではありませんでした。



でも、これは全然違いました。いやはやビックリです。



かなり過激なことが書いてありますが、
その理論は金森氏が自分の頭で考えた事で、根拠も本の中でキチンと説明してくれてます。
どっかの教科書に書いてあるような一般論とはまったく違います。



また、



減価償却
IRR(内部収益率)
原価法
直接還元法
DCF法
キャップレート
LTV(借入金比率)
DSCR(借入償還余裕率)
ノンリコースローン
トラックレコード



等の不動産流動化を理解する上で出てくるような単語も、
この本を読むことで、よーく分かると思います。



特に82P~83Pの新築ワンルームマンション投資を例にした、
IRRの計算方法の説明なんて分かりやすくて良いです。



ここだけでも1400円の価値はあるかも知れません。
IRRは便利な関数ですからね。
エクセルで実際にやってみると理解が早いです。



ということでこの本から一言です。


*********************************************************************

資産を急速に増大させていく過程では、僕は株であっても不動産であっても、各人の得意分野に集中投資することによって、安定性を多少犠牲にしてでも成長性をとる必要があると思います。

*********************************************************************


ここは人によって賛否が分かれるところでしょうが、
私は金森氏の説におおむね賛成です。



というか、株でも不動産でも起業でも、
実際に金持ちになった人のほとんどが、このような時期を経て、
金持ちになっているような気がします。



株式投資でよく言われる「毎年の利回りが20%で10年後には6.2倍」とかいうのも、
机上の理論ではそうなのですが、現実的にはどうなのかな?と思います。



実際に金持ちになった投資家をみても、最初の数年間は極めて高いパフォーマンスを達成して、
その後、ある程度落ち着く資産額になれば、安全性を高めるために分散させて、
20%より低いパフォーマンスで運用していく、というのが典型的なパターンだと思います。



20%のパフォーマンスを10年、20年安定して達成していく人も
いるのでしょうけど、どちらかといえば少数派なのかな?と。



・・・。



まあ、この金森氏の言う「得意分野」ってのも、なかなか無いわけで、
結局は分散投資になるというのもまたパターンだとは思いますけどね。








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最終更新日  2005/12/26 01:11:42 PM
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