全て
| カテゴリ未分類
| 株の話
| オススメの本の話
| 盆栽投資の話
| 思い出話
| お気に入りのモノの話
| 徒然日記
| 不動産の話
| 節約の話
| 食べ物・飲み物の話
| 漫画・ゲーム・映画の話
カテゴリ:不動産の話
「内々の話なんだけど、ビルの売却が決まったんです。」
・・・とある大家から、今日電話がありました。 この物件、ちょっと前に彼らが買った物件で、 「さぁこれから!」と思っていた矢先のこの電話です。 「はぁ?」って感じです。 ファンドで買った物件だから、 まぁ2年か3年で売却するとは思ってたけど、 もう売っちゃうんですか・・・。 買ってから特になにもせずに、管理費だけは切り詰めて、 結構、入居者からクレームなんかあったと思うんだけど、 なるほど・・・、これだけ短期で売却するなら、そんなの関係なかったわけです。 うーん。 ・・・。 このような「ビルの売却時期が早い」という現象の理由の一つに、 「そもそもの物件の購入価格が高い」という事があげられると思います。 現在、収益ビルを入札で買う場合は、まともな価格で札をいれても買えません。 かなり無理した価格で札を入れて、やっと不動産を買えるという状況だと思います。 高い価格で物件を買っても、彼らが目標としているIRRは高いままです。 IRRを高めるには、空室を解消したり、管理コストを削減たりして、ビルの価値を高め、 売却価格を上げることですが、そんな面倒な事をするより簡単にIRRをあげる方法があります。 この「短期で物件を売却する」という方法です。 じっくり、ビルのバリューアップをして高値で遅く売るより、 安くても今すぐ売却して、そのお金で物件を買って、すぐ売るという事をした方が儲かります。 売り手市場の今なら、買い手を捜すのに苦労はしません。 株式投資でも同じですよね。 小刻みでも、なるべく上手に売買して回転率を上げたほうが、 年間の収益率が高くなる理屈と同じです。 でもね・・・。 現実の話、何事もあまりに「急」に物事をすするめると、 往々にしてトラブルが発生しやすくなるんですよね。 関係する人にも「どうせ短期間だけ」という 意識が生まれてしまい、仕事の質が落ちるんです。 今回この物件で仕事をして、しみじみ思いました。 __________________________________________________________________________________________________________________________________ さて、ここから先はひとり事ですが。。。 個人的にこのビル(バルクですけど)をどこが買うのか、に私は凄く興味があります。 あそこが買ったら面白いのだけどなぁ・・・。 さぁ、どうなるんでしょうかねぇ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/03/20 10:23:19 PM
コメント(0) | コメントを書く |