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この本、連ドラになったのでまたかなり売れているようですが、実はドラマになる前から気になっていました。 ようやく図書館で借りることができたので早速読破。読みやすい文章だったのですぐ読めました。 主人公の高校生の「桐谷修二」の語りで進む物語。 修二はクラスの人気者で中心的存在だが、実はそれは「人気者であるために」取り繕っている自分であって本当の自分ではない。そして、みんなの前で本当の自分見せることに恐れを感じている。 そこに不細工な転校生「信太」がやってくる。いじめられ始めた彼を修二がプロデュースし、人気者にすると約束。 ここまで書くとなんとなく「いじめられっこを助ける」いい話だなあという感じもするが、計算づくし(のつもりだった)の修二の冷めた目が最後にとんでもない結末を導き出すことになる。 著者はやっぱり「自分を取り繕う」のは良くないと言いたかったのかな・・・。 著者自身がまだ複雑な心を残す若者だからか、いろんな疑問が残った本でした。 そういえば、連ドラで出てきていた「彰」が出てこなかったけど・・・。(連ドラを見ていないので詳細はわかりませんが。)原作にはない役を作ったのかな。 しかし「修二と彰」の「青春アミーゴ」かなり売れましたね。 CD売り上げで「ファンタスティポ」が簡単に抜かされたのでつよちゃんファンの私としてはちょっと複雑な思いです(苦笑)が、覚えやすいわかりやすい歌ですね。年末のジャニーズのカウントダウンコンサートのビデオを何度か見ていたらなんとなく覚えてしまった感じです。 スペイン語の「Sí(Yes-そう)」が出てくる歌詞にはちょっと笑えましたが。あえてそこでスペイン語を使わなくてもいいような気がしたので。 なんだか最後はジャニーズの話になってしまいましたが、ドラマと原作を比べてみたい気分です。修二のイメージは亀梨くんの雰囲気に似合っていると思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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