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今日のNHKトップランナーはリリー・フランキーさんでした。
ちょうど今朝「東京タワー」を読み始めたところだったので、わたしの中では実にタイムリーな方の登場。 司会の本所まなみさんとは10年来のお友達ということもあり、和やかなやさしい雰囲気で番組は進んでいきました。 リリーさんの淡々とした口調から印象深い言葉が続々飛び出します。 ・何かを表現する職業は特に、その職業に就くことが目的ではなく表現したいことを表現することが目的。 ・自分をプロだとは思っていない。何か面白いことができればいいなと思って仕事をしている。 ・本物だからえらいというものでもない。偽物でないとできないこともある。偽物はシステムを変える力を持っている。 一言一言に感心し、納得し、聞き入ってしまいました。 私も、表現したいときに自由に表現していかれたらいいなと思いました。 「東京タワー」はお母さんに捧げるレクイエム本。 「大好きな人のことを普通に話してどうして気持ち悪がられるのか?」という素朴な疑問。そうですね。男の子はある程度大きくなるとお母さんのこと話さなくなったり、変にけむたがったりするけれど、親に対して素直な気持ちを表現するのはとっても大事なことだと思います。 リリーさんがお母さんを大事に思う気持ちは、普段メディアなどを通して素直にお母さんのことを話してくれる堂本剛くんの感覚と似ているなと感じました。剛君が年末に出版した「ぼくの靴音」というエッセイもかなり売れているようで、母親とのかかわりを含めて「ちょっとなつかしい匂い」を感じるこの2冊の本には、今の時代が忘れた実はとっても大切なものがつまっているのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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