テーマ:今日聴いた音楽(75412)
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2月1日に発売されたENDLICHERI☆ENDLICHERIのファーストシングル「ソメイヨシノ」がようやく手元に届きました。
「桜」のことを歌った歌はたくさんあるけれど、桜の散る様子をこんなに重たく哀しい言葉で語っている歌はあまり無いかも。それだけにとっても切なく響いてきます。 花の散る様子に目を向ける感性は日本人独特のものらしく、いつもながら彼のその繊細さにびっくりさせられました。 通常版には、「ソメイヨシノ」のほかに、「濡れ鼠」と「Blue Berry]の2曲が収められています。 「濡れ鼠」も「Blue Berry」も重たい難解なことばで表現されているので、何度も聴かないと意味を捉えにくいけど、聴いているうちに言いたいことがわかってくる。そして、わかってくると聴かずにいられなくなる。詞も曲も彼独自の世界を構築しつつあることを今回特に感じました。いろんなしがらみからまた一歩抜け出せたかな。 ☆ソメイヨシノ☆ 木の生長が早く花も良くつくので、観賞用として全国的に広がり、藤野寄命氏が「吉野桜」という名称では大和の吉野山の山桜と混同してしまうと、1900年に「染井吉野」と名付けたと言われている。オオシマザクラ(大島桜)とエドヒガン(江戸彼岸)の雑種。「ソメイ」とは江戸時代の「染井」村のことで、現在の東京都豊島区巣鴨や駒込あたり。寿命は短め。 大学時代、「染井霊園」を通って通学していた私。4月になると霊園の桜は満開になります。さすがに霊園の桜の下でお花見はしなかったけれど、毎日歩きながらのんびり眺めていた桜がまさに「ソメイヨシノ」だったのだと最近になって知りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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