「暮しの手帖34」
外出の帰り、近所の本屋に「暮しの手帖34」が並んでいるのを見つけました。前号はぱらっと立ち読みで我慢したけれど、今回は「ケンタロウのフレンチトースト」という見出しに惹かれて購入。1ページ目を開いたら素敵な言葉が並んでいました。 『古風で、素朴で、外国ふう』そして、巻末の「編集者の手帖」では編集者の松浦弥太郎さんが「なにか面白いこと」が雑誌を作るうえでの中心になっていると書かれていました。社主の大橋さんがいつもおっしゃっているこの言葉には「単におかしかったり、ふざけていたり、楽しいこと」という意味ではなく、「ひとが豊かに美しく暮らしていくために、役に立つ、新しい工夫と発案、ものやこと」という意味だそう。毎号、表表紙の裏に書かれている、初代編集長の花森さんの詩も含めて、私がこの雑誌が好きな理由はこのあたりに隠されているのかも知れません。楽しく読みながらも、日々忘れがちないろんな大事なことを思い出させてくれる・・・そんな役割を持つ大切な雑誌です。ケンタロウさんのレシピは期待を裏切らず、いかにもおいしそうでした。フレンチトースト好きにはやっぱり見逃せません。バターが今、家にないのですが、近いうちにぜひ作ってみたいです。昨日は恵比寿で友達と会うことになっていたので、その前にヒルサイドパントリーに立ち寄りました。お目当てのクロワッサンは残念ながら売り切れでしたが、バゲットとキャラメルラスク、それからオーガニックの白ワインビネガー、マーマレードを買ってきました。このお店に行くといつも色々欲しいものが見つかるのでどれを買って帰ろうか迷います。今朝は買ってきたバゲットにマーマレードをつけて食べました。パンはさることながら、マーマレードほんとにおいしかった。ベルギー・コメル社の「アルデネーゼ」というシリーズです。白ワインビネガーはどんな風に使おうか・・・楽しみです。おととい、船便が着き、家の中は物でごった返してますが、使いたかったものが届いてちょっとほっとしました。早く、自分のペースをとりもどさなくちゃ。