カテゴリ:10.しあわせ
[ケンちゃんの101回信じてよかった 宮脇康之 より]
月に100万以上の収入があったころに蓄えておけば、あとで余計な苦労をしなくて済んだ。だが、それが出来ないのが、また「ケンちゃん」だった。稼げば稼いだだけ、使ってしまう。ホテルで食事だ、クラブで飲もう。それも、ひとりではいやなのだ。 「おい、みんな、オレに付いてこい」 [管理人のひとこと] 貯まる分けないですよね~これじゃー。 親分肌ですか… …でもこう言う人が社長になれる確立、随分高いんですよね。 頼まれたらお金を貸す、嫌といえない…保証人にもなる。 これじゃあ、稼いだ分以上に出費するんで、借金が増えるばっかり!怖い人生です…。 そんなケンちゃんも結婚すると少しずつ変わってきます。 [ケンちゃんの101回信じてよかった 宮脇康之 より] 「いいかい、気立てがよくておとなしく、人に尽くして働き者で、いつも笑顔を絶やさない。おまけに美人で、声はまるでホトトギスときた。こんな女じゃなくっちゃ、オレは女房にはしないよ」 [管理人のひとこと] そういいながら、カラオケ・パブのマスターに話した所、紹介されたのが今の奥さん…。お金を使った分だけ、いやそれ以上に何百倍にも効果があったようです。男はいい奥さんもらうと変わっちゃいますね。 [ケンちゃんの101回信じてよかった 宮脇康之 より] 早月(さつき)と結婚したとき、ぼくたちは家賃が十何万円のマンションに住んでいた。…そこを引き払おうと言い出したのは早月だった。 「早く借金を返しましょうよ。まだ1000万もあるんでしょ。そのためには、もっと安いアパートに引っ越さなくちゃ」… 「一日も早く身軽になったほうが、あなたにもいいんじゃないの?」 良典(りょうすけ)が生まれたばかりで、いちばん大変な時期だった。ぼくたちは、知り合いの親戚が大家さんだった駒込にあるアパートに移った。四畳半ニ間で、風呂もなかった。 [管理人のひとこと] あたりまえのことが出来ないのが人間です。 自分の生活レベルを下げる事、実は人間にとって随分大変なことなんです…。人生は階段を登るものだとばかり考えているのが一般的。しかし下がる事が必要なことだってあります。それをご主人の為にと思い、素敵なアドバイスを入れられた奥さん…偉いな~!えらい!GOOD! それから1年で引越します、生活しやすいように。 美容院の先生に50万借り… 荷物を片づけながら泣いている奥さんを発見します。 理由を聞くとこういうのです。 [ケンちゃんの101回信じてよかった 宮脇康之 より] 「あなた、ありがとう。お風呂が付いてるお部屋に住めるようにしてくれて、ありがとうね」 これを聞いて、ぼくも泣き出してしまった。ぼくには過ぎた女房だ。つくづく、そう思う。 [管理人ひとこと] … (乱筆乱文誤字脱字、誰の校正もなくてすいません。) (宮脇康之の本) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月01日 16時52分34秒
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