カテゴリ:読書メモ
有川浩さんの『阪急電車』を読んだきっかけは、リンク友のきいぼさんが小説中の電車の乗客「孫を連れたおばあちゃん」にわたしをイメージしてくださったので「おや!?」と思ったから。 作家有川浩さんが女性だったので2度目の「おや!?」 なるほど小説はおもしろい、うまい。読んで損は無い。映画もあるらしい。 さて 「孫を連れたおばあさん」わたしは及ばず足らず(笑) この物語に登場するたくさんのヒロイン同様、凛としてシャンとして、人生の機微を味わわせてくれ、適いません。 ところで この小説は阪急電鉄今津線というローカル線の駅名八つが「目次」かつ「物語のきも」 はじめこの線は阪神の地図上、横に走っているのかと思いネット地図をみると、あるわあるわ路線がいっぱい、なにがなんだか。 つまり大阪を中心にしてどっちを見たらこの線があるのやらというていたらく。 関西を知らないのだから仕方がない。しかし心が痛むのである。 なぜゆえにか。 弟のつれあい(義妹)は関西(泉)に生まれ育ったひと。都会は大阪である。 結婚して東京に来たときわたし達ははがゆかった。こちらの路線の方向をなかなか覚えてくれなかったのだ。 しかし、反対にわたしが関西に嫁いだらそんなにすぐには方向がわからなかったはず。 都会は東京でみんな知っているはずとの思い込み、大阪を心に留めていなかったのだから後ろめたいのだ。 というわけでしっかり勉強した(笑)この本のお陰。 今津線、地図上縦に走っていたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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