まえに読んでから40年...
小松左京『日本沈没』の2度目を読み終わった
あれ、こんなに臨場感ある地震の描写だったかと驚いたけれども
2006年一部改稿のうえ文庫化とあるから、阪神淡路地震の経験も加味されて
いえ、こちらがこの間の東日本大震災をまのあたりにしているからでもあり
身にしみて読んでしまうのは事実である
日本列島が沈んで無くなってしまう設定の強烈さは変わらない
それは比喩であって当時(1973年)も今も
「日本はどこへ行くのか」「行けるのであろうか」というメッセージ
古くないのであった
さて、 昨日もTVや新聞、ネットで気になるのは
M7の首都直下型の地震が4年以内に70%の確立でくるという
もちろん首都だけでなく東海、東南海地震のこともある
こんな本を読むとなおさら
忘れてはいないのだが、ドキッとする
わたしどこで直面するのだろうか?
ここで?東京で?途中?
そうそう、東京の災害グッズは全部は揃っていない!
懐中電灯、ろうそく、携帯ラジオはある
水、簡易トイレ、当座の食料、カセットコンロ がない(汗)