ご無沙汰しました
姑が亡くなり、葬式などの実務をわたしがやりまして
超忙しかったものですから
わたしが結婚した50年前は
お見合だろうと、恋愛出会い結婚だろうと
「長男か、そうでないか」ということが
選択手のひとつになっていたもの(今はそんなこと少子化で無理ね)
だからわたしも夫が「二男」であることに
安心していたのもほんとう
けれどもしばらくして
長男も健在、嫂もいるのに
いろいろの事情でなんだかなーと思いつつ
長男の役目を夫がしていたのだった
したがって
最後のこのとき喪主にならざるを得ない状況
家は東京の古い由緒あるお寺の檀家だし
姑も古い家の出
それなりのお葬式になる
もちろん105歳の大往生
親戚知人も亡くなっているか超高齢で来られない
子供たち、孫たち、ひ孫たちの集まる
家族葬というものになったが
なんですねえ
家族葬って意外とお金のかかるもの
また、お寺にもびっくりするほど取られる(それかい 笑
ほんと
煩雑な用事にくたびれお金は出るし
思い出に浸ってはいられないのであった(笑
が
思い起こせば
32歳で夫を亡くし戦中戦後の混乱期
3人の子供を懸命に育てた後
自律した人生をめざし、登山の趣味を持ち
毅然とした明治生まれの女性であった姑に
やんわりと(ひにくっぽく)、時には厳しく仕込まれ
はやはり姑との出会いは、わたしにとって有意義以上
たいへん有難いことではあった