姑の四十九日法要の会食の時に
集まった親族に回覧しようとて
うちのアルバムから姑がいっしょに写っている写真を
ピックアップしている
姑は自分の写真はとうに整理してしまって
(処分してしまって)いる
当時わたしも手伝ったが
登山が趣味だったのでその時に仲間が移してくれたものばかり
お菓子の箱にごちゃごちゃといっぱいだったので
何が何やらわからなくなっており、いらないということだった
そうして娘や息子の子供時代のセピア色のは
それぞれに分配してしまっていた
遺影も自分で選んでおいたし
まあ、おみごとということ
さて
うちのアルバムを取り出しているのだが
幸か不幸か私は整理好き
50年分きっちり時系列に30冊あまり
本棚にぴっちり収まっている
それでも30冊で済んでいるのは
21世紀に入ってからはデジタルになり
それはディスクに入っているからよ
こどもそれぞれに分けて渡してしまえばいいのだが
娘はいらないと言うし、息子は全部電子データにせよと言う
娘だってコンパクトなら欲しいだろうが
この作業は少しやってみて、時間がかかるしめんどくさい
けれどもまだ業者に頼むほどでもないとは思っている
自分たちのはいいのだけピックアップして
ひととき思い出に浸り
いよいよの時捨てるとするか
それも電子データか、焼いたものか迷うが
「こんな年取った顔、もうあまり写真に写りたくない」
と誰かが言っていたが、だからこそ
さいわいわたしたちのはもう増えないと思うし
30冊
これを機会に整理を開始、かな?