『アンの思い出の日々』(アンシリーズ11)モンゴメリ
もうじき読み終わるこの本
たしかに
いままでのアンシリーズとは違う!
暗くてシャープな小編の数々
こんなに斜めに、意地悪く人間を見ていたのか
やはり作家魂はあった!
というのは失礼か
アンシリーズは10冊と思っていたのも
一冊目の『赤毛のアン』は傑作
まあ読み返すのは『アンの青春』までかなぁ
とも思っていたわたし
だから
お気軽で楽しければいいのよ
の、わたしの意識を変えたこの著作が
本国カナダでも作者死後67年後の
2009年になって日の目をみ
日本語に訳されたのが2012年の11月で
はじめて『赤毛のアン』を読んでから
58年後にやっと遭遇したのだった
という因縁めいた時代の隔たりはどうでもいいが
なかったものが現われたのには
ちょっとセンセーショナルにして意味深長
モンゴメリの最後(亡くなりかた)の謎も含めて
作家と言うものは、、、精神がおかしくなっても仕方ないのか
感慨深し
「思い出の日々」よ!
たまたまわたしも
わが家族のアルバム写真整理をしている最中
消すことのできない日々のつながりに
圧倒されちゃっていて
整理がつかないふがいなさに陥っている!!
なんだかなぁ~~、あきらめがつかないよ~~
はやくボケればいいのかも(笑