先日
年賀状のやりとりはしている
もう50年会っていない、昔の会社同僚友人と再会した
わたしは
姑が今年亡くなったので11月中にと喪中欠礼はがきを書いていた
今年頂いた年賀状も参考にする
書き添えられている文面を読む
そうすると「こんど会いたいねえ」というようなのが多い
いつもなら年賀状はかなり押しつまらないとやれない、わたし
12月の誰もが忙しいときに「じゃ、会おうか」なんて気持ちになれない
だけど、いまならまだ11月「会おうと思えば会えるじゃん」と思っていた
時も時、その友人から突然の電話
つまり友人も同じような考えになったのだろうと思う
もう一人の元同僚友人(は近々会ってる)といっしょに待ち合わせた
待ち合わせ場所ではなかなか彼女がわからなかった
お互いおばあさんとおばあさんだもんね(笑
まあしかし、わたしは外見ではなくて
「どう過ごしてきたのか?」が興味ある友人だったのよ
美術大学出てデザイン部に居た彼女
その後、仕事もしなかったし、絵も趣味ではないとのこと
でもって
趣味の卓球がおもしろいとか、同級生のご主人と幸せそう
というのは嬉しかったのだけど
結婚して子供を育て、孫の世話も一段落っていう話に終始
それが延々と続くのね、ほんとにがっかりした
ご近所の井戸端会議じゃあるまいし
なんていうか、話の仕方、話の中身なんだよね
会話の妙味がないのだよ
一緒に会った元同僚友人はお花の師匠で
そんな風じゃない
3人で読書会やったあの時代の雰囲気はもう見る影もない
彼女が変わったのか
若いときのわたしの思い込みだったのか...
つまり、深い話が出来た仲間だったと思ったのが
しかし、ひとのことばかり言ってはいけない
自分を顧みて
50年の時間をどう使ったか
と考え始めるとなんだか空恐ろしくなってきた