友人から借りた本の中から何気なく手に取り、昨日読了した
さだまさしさんの『風に立つライオン』の文庫本
その読了した昨日14日は映画も封切、もとい公開初日だったのね
偶然よ、わたし自慢じゃないけど歌「風に立つライオン」も知らなかったし
しかも
この小説は映画主演の大沢たかおさんにお願いされていた小説だという
文庫本のカバーに映画化とあって大沢たかおさんの写真が出ているわ
友人からドサッと廻ってきた本の中からこの文庫本見つけて
「おやおや、シングソングライターさんの本か」
なんてわたしから言わせれば作家さんとは区別していたわけで
カバーに「花燃ゆ」の大沢さんが載ってなければ読まなかった
まあ、初読みのさだまさしさんね
俳優さんや歌手さんやらが絵や文をものするのはいい
趣味の域を越えて出版なりするならば
その職業と違う名前で世に出すべきではないかとわたしは思う
ファンだけをねらうならそれでもいいのかもしれないが
で、読後感はどうだったかだが
小説として立派ではありきちんと読ませる
映像としても盛り上がりも臨場感もよし、伝わるものもある
しかし、どうしても先入観を持って読んでしまうのが難点かなあ
唄『風に立つライオン』のファンにはたまらない小説だろう
このカバーの上にもう一枚
大沢たかおさんの映画宣伝写真のカバーがあった