4か月にわたって発行されていたので、だらだらになったが
ミッチェル『風と共に去りぬ』4~5巻を読み終わり
やっと鴻巣友季子新訳は完結、なんだかほっとした気分だからおかしい
万城目学『プリンセス・トヨトミ』
宮部みゆき『模倣犯』(1~5)
もう10年以上前にブレイクしていたのにやっと読む番が(笑
引き込まれて、さすがフィクションが達者だね
永井路子『万葉恋歌』
こういう和歌の世界をもう少し知りたくなった
というより勉強せねば、どうもわたしは詩に弱い
フローベル『ボヴァリー夫人』
カミュ『異邦人』
『マンスフィールド短編集』
この短編集も若き日の愛読書なのだけど
張りつめた深層心、わかっていたんだろうか?
むしろ、現在の方がより近い心境になってる
久坂部羊『神の手』
安楽死に関するフィクション
お医者様である作者の説得力ある描写は凄味あり
これもわれら身近なこととして、夏にうってつけのひやい(冷い)話なり
浅田次郎『黒書院の六兵衛』
明治維新期、江戸城明渡しにまつわる奇想天外怪異な騒ぎのフィクション
ひとりの武士が明渡しの時期が来ても江戸城を立ち退かない
立派で凛々しくもなにやら胡散臭い影がある御家人
幕閣側、討幕攘夷派たちが流血を避けるため
無理強いできずに、入り乱れてドタバタする
無血開城を図った勝海舟と西郷隆盛も登場
ちょっと『オペラ座の怪人』を思い出す
堀辰雄『風立ちぬ・美しい村』
京都行に持って行った
とくに『美しい村』はこんなだったかと再認識
時のうつろいは美しくも残酷