本屋さんで立ち読み半分、友人に借りてあと半分を読了
下重暁子さんのベストセラー新書『家族という病』
お書きになっていることは
つねひごろわたしの思っていること
「夫婦は他人」こどもは「育てている時だけ」
を言っているのではないかと
だからわたしは読まなくてもよかったのだけど(笑
さて
序章「ほんとうはみな家族のことを知らない」
当然でしょとわたしも思うけど
むかし母が
「××子(ばあチャル)は何を考えてるかわからない子!」
と嘆いたのをわたしは親不孝して悪いなあと思った時もあったので
親子は「通通」という呪縛はものすごく強力なのかもしれない
第一章「家族は、むずかしい」
第二章「家族という病」
第三章「家族を知る」
「家族を盲信する日本人」だという
典型的なのが「振り込め詐欺」にひっかかる家族
冷静さを失い、家族の恥は家族でと内々に処理したくなる
わたしも「それはありえん」と前にブログに書いた!
「一家団欒」と美化される家族
それなのに家族がらみの悲惨な事件は起こる
親殺し、子殺し、相続時のお金がらみの争いなどなど
どんな家庭にも確執はあるのである
「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」とおっしゃってるの
まあね、友人には送らない方がいいよね
と、読んでしまって言うのもなんだけど
問題提起というけれど、新しいことは無かった感想
個人個人を認め、気配り想像力を働かせ、冷静な対応
それが出来れば家族という他人と暮らすのもまたいい
と常々思っている