テーマ:本のある暮らし(3318)
カテゴリ:読みたい本、注目の本
土曜日の日経新聞文化欄(11月12日付)のこんな記事が目に留まった。
戦後文学「第三の新人」再び 安岡章太郎・遠藤周作などのイベント 県立神奈川近代文学館の展示物紹介記事である。 「第三の・・・」って、戦後文学にそんなこまかい分類があったのかい? どこまでが戦後文学かも定かでないのでは、と興味そそられた。 だいたい今日この頃、 そういうものは「昭和文学」とひとからげにしている雰囲気なのである。 でも、それも荒っぽい分け方でもあるよ、昭和どっぷりのわたしは思う。 昭和といっても昭和20年代、30年代、40年代、50年代、分け方や 戦後混乱期、戦後復興期、高度経済成長期、バブル期、バブル崩壊など 非常に長い時代だから、文学にだっていろいろ反映しているわけだし、 文学評論家がいろいろに分類しているのは当然なのである。 で、「戦後文学の作家は誰?いつまでの作家?」となる。 この記事によると 第一次戦後は野間宏、武田泰淳 第二次戦後は大岡昇平、三島由紀夫 そして第三次が安岡章太郎、遠藤周作、庄野潤三、吉行淳之介、 小島信夫、小沼丹、阿川弘之、三浦朱門ら、で「日常の実感を重視した作風が特徴」。 ふむふむ。 わたし、同時代に読者としていたのだけれど、 安岡章太郎、遠藤周作、吉行淳之介さんら、の作品くらいしか知らない、 最近になって読んだのもあるし。 「昭和も遠くなりにけり」だけれども、とても懐かしい。 おいおい読んでいきたいなあと思ってる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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