年頭に当たって、いろいろあれこれ考えている。
昨日、娘とラインで会話していて思ったのは、娘も「完全に親離れした」のかなということ。
本人はとっくにしていると思っているだろうが、情景的な親離れでなく、いうならば精神的な自立。
わたしの経験から言うと、
親の生き方や生活の仕方の精神部分を、冷静に見つめられるようになった時だろう。
むしろ、反抗期の子供らしい反発ではなく、それを批判的にみられるようになった時だと思う。
その時が本当に「自立した大人」になったと思われるのだと。
もちろん、批判ばかりではない、いい部分・同感できる部分を認めることも大人である。
わたしたち親が大反対した結婚をして、それでも幸せと息巻いていた娘。
危なっかしくても、苦労していても「そら、ごらん!」と言えなかったわたしたち。
でも、その現実を受け止めて親たちの言っていたことが本当だとわかっても
それを乗り越えるよう、「自分で切り開いていく」と言って事実頑張っているのだから、
大人になったということである。
「子供のしあわせを願わない親はいない」とわたしが言ったら、
「そうですかねえ?」と笑った46歳の娘。
息子も娘もやっと親離れと思った時に、残るは老々介護だなあと、しみじみと(笑
人生ってこれだ!!