カテゴリ:わたしの思いや心構え
大きな運動公園が近くにあって、そのサッカー場、野球場の周りを
5周すると5000歩というちょうど良い歩きができるので、その日も夫と歩いていた。 5周したところで友人に出会ったので、わたしだけその友人と会話。 夫は先に車へ戻ろうしてか、友人とわたしの50m先、駐車場のへの植栽垣根に隠れた。 その近くで犬の散歩していた女性が「誰か男の人が倒れている!」と叫び、 わたし「誰かしら?」とひとごと。友人は「ご主人じゃない!?」 走り寄って、わたしの仰天したこと! 夫が頭から血を流して倒れているというか、延びている。 脳震盪か、なにかの発作か!と頭真っ白状態のわたし かすかに「失敗した」と聞こえたけれど、朦朧状態で大量の血だまり。 で、とっさに「救急車」と、スマホ出せども「119番」が思い出せない。 ちらほら集まってきた人に「救急車何番でしたっけ?」と聞いてもだれも答えてくれない。 (教訓 1 後で思ったけど、なんで、みんながみんなパニックになっちゃうの?) 管理棟に走ってくれてた友人が戻ってきて、やっと番号を教えてくれ電話。 勿論「消防署」は適切な対応で 「意識があるなら頭部は出血が多いので、患部をきれいなタオルか何かで止血して待ってください」 ティッシュは持っていたけどハンカチすら持ってなかった。 携帯とガギだけの身軽さで歩いていたのだ。 (教訓 2 これからは散歩の時、いくら近くでもタオルハンカチぐらい持っていけ) ようやく落ち着いてくれた人垣から、きれいなタオルを渡してくださったり、 救急車を誘導してくださり、まあ、お世話になった次第。 脳神経外科に運ばれて検査 さいわい頭の表面に盛大な裂傷多々、擦過傷あちこちだが、頭蓋骨や中身は大丈夫のようだ。 骨折もなかった。 その転倒事故した運動公園を下ると我が家なので、救急車に寄ってもらったから困らなかったが。 (教訓 3 保険証も財布も携帯していなかったのは高齢者として失格) 夫はゴルフに行くのに車の免許証は携帯していても、保険証はもっていかないアホだった。 まして散歩だという油断があった。わたしも持っていなかったけど(汗 後で考えた(その時のことがフラッシュバックするのよね) 車に救急用具を積んであったのに(三角巾とかあったからね)わたしはすっかり失念していたり、 管理人さんも管理室に救急用具があるだろうが、持って来てくれなかったり。 (教訓 4 運動公園だ、当然怪我や何かあるだろうに、訓練がなされてなかったのか?) なぜ夫が転倒したのか? つまずいたのではなくて「脊椎管狭窄症」による症状だった。 突然歩けなくなるという症状を、本人もわたしも理解していなかったということ。 (教訓 5 病状はしっかりと把握しておかなくてはならない) 能天気な夫もすこしは懲りたろう。 まあね、本人は痛くて、お酒も飲めずさんざんだが、わたしはよい教訓をもらった。 姑や両親が高齢になってから、何度も転んでおおごとになっていたけれども、 不思議にその場に立ち会っていなかったのよね。 あとから話を聞くのと、実際経験するのとでは、大きな大きな違い。 わたし自身の心得も必要だけれども、その場の適切な行動とは何かを教えられた、 夫の転倒事故でもあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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