カテゴリ:ばあチャルの生活情景
我が家庭の食事を作って53年!
特にここ10年は三度三度の支度をきちんとしている。 正直勘弁してほしいなあと思うことはある。 むかし、父がよく母に「家のご飯が一番いいのだ」と言っては、外食を嫌い店屋物を取らせず、「作る身になってよ!」と怒られていたのを思い出す。 上記、両親の話をすると「わかるよなあ」と夫はは言う。 おいしい物好きの夫は食べに行くことも、テイクアウトももちろんOKだ。 ところが時代は過ぎ去り、このごろ その外食も美味しいと評判なところへ行っても、有名店のテイクアウトにも 「うちで作ったものが一番おいしい」と言うようになった 料理が大好きとはいかないわたしは複雑な心境。 「料理の腕が上がった」(自慢を承知でいえば)と言ってくれるし、いつも「ごちそうさま、ありがとう」と感謝も忘れない。 わたしだっておいしいものを食べたいから一生懸命料理する。この頃はこんなクリエイティブな作業はないと言えるまでになっている。 けれども、けれども、一日3回、毎度毎度ではたまらない。 手早く簡単な料理を心掛けているが、作り置きをしておいたりも入れれば、一日3~4時間はキッチンに立っていることになる。それが本好きだけど料理好きでないわたしのなんとも癪の種。 しかし、では例えば老人ホームに入所してダイニングが完璧であったとしても、満足するであろうか。 いえいえ、老化で料理が出来なくなったのなら仕方がないが、できるだけすべてに自立をしていたいのである。 それなら発想転換、料理できる自分に感謝して、読書やその他家事に倦んだ時、料理は気分転換と思えばいいのではないかと思える自分になった。 ちなみに、夫は生来の不器用にて全く料理の才能がない。 よって前にも書いたがついでに作ってあげていると思っている。 先ほど友人が取り寄せたサンマを4尾持ってきてくれた。 この節、サンマも珍味になった。 さっそく、2尾を三枚におろして刺身に、あとは塩焼きスダチをかけて食べる。 肉じゃがも添えて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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