カテゴリ:読書メモ
日常に忙しいといいつつも、暇を見つけては読書してしまうのが本好きのサガ
5~6月と荷物を片付けつつ9冊・・・ 「信兵衛」さんの「読書手帖」に「面白いなあ、おもしろいなあ」との感想から 「そうなんだ~~」と興味を持って柚木麻子作品を3冊ほど、そのひとっ 『名作なんかこわくない』 本好きは名作といわれている本たちがずらりと並ぶと、とても喜ぶのは間違いない 「あ、これ読んだ」「名作かな?これ!」「うむうむ、まだ読んでないのがあったぞ」 なんてね、チェック入れたりして楽しむ 「キラキラもギラギラも、すべて名作に詰まっている。」 なるほどね、しかつめらしく名作を解説していない、文章が若いし翔んでいる感 でもって、なにかほのぼのしているおもしろさがある 「へ!こんな読み方あるの」本好きわたしも別の読みどころを教えられたような気分 例えば 『ボヴァリー夫人』のところ、いきなりこうおっしゃる 「あー、ファム・ファタルになって遊んで暮らしたいなぁ」 「ファム・ファタル」・・・男性の運命を変える女性(ふうん、知らなかった) で、ボヴァリー夫人「エンマ」がそうだという 夫や付き合ってる男性をわがままいっぱい、破滅させるひと でも憎めないひと、バカでミーハーなだけなんだ だって平穏な暮らしは退屈なばかり、心からの充実はないからね、と 作者がそうなのか、今どきの女性ってこうなのか(偏見です) 世界は自分中心に回っている感が強いかな、それでいいんだけどね と、ちょっと趣の違う50何編かの世界文学、フランス・日本・イギリス・アメリカの名作案内 あ、ドイツ文学がない ふむふむ、あれはロマンと哲学に分け入ってるのが多いからなぁ、愉しくならないし やっぱり柚木麻子流文学案内だったので・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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