カテゴリ:読書メモ
「ダルタニャン物語 3」
あの「三銃士物語」完結から20年後の物語です。 少々古めのエンタテインメントですが 前編の「三銃士物語」つまり「ダルタニャン物語 1 2」が 面白かったので、引き続き購入して、でも もうかれこれ30年近く放ってあった本なんですよ。 きっと、完結しているのになんだ?という気持ちがあったのですね。 物語は 40代(今の60代ね、たぶん)になった三銃士たちはそれぞれが悠々自適に暮らしていて ひとりダルタニャンだけが宮仕えしている。 再び一旗揚げたいダルタニャンはみな(三銃士たち)をいっしょにと誘うが・・・なんだか変、 それぞれ、考えも違うし方向が違ってしまっているのですね。 当たり前です、そう、定年後の一旗揚げは若いころとは違うのです。 爆発的に人気だった「三銃士物語」に気をよくして柳の下の泥鰌の二匹目を狙ったのですね。 やはり、二番煎じは免れませんよね。 でも、そのことと相まって 当時、三銃士物語はヒーローたちも若かったし、読んだわたしも今より若かった。 今から思えば若々しいノリの冒険が楽しかった。 なんだかうら寂しい経過に思うのは、あきらめに近いやり直し。 しかし解説によると、この本が出版された19世紀では再び人気作品だったとか。 さすがデュマ、恐るべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月02日 09時21分15秒
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