カテゴリ:読書メモ
日影丈吉の作品好きなんですよ。
「奇妙な味とエスプリが共存する独特の作風のミステリーに強烈なファンを持つ」(日経2007年10月20日「文学周遊」より)という作家です。その奇妙な味が妙に印象的で・・・。 30代(1977年ころ)に『孤独の罠』を友人にかりて読んでから病みつきになりましたが、その頃でさえ古い作家(1908~1991)であり、既刊本は少なかったです。この『名探偵WHO'SWHO』は夫が本屋さんで探してきてプレゼントしてくれました。その後文庫本などすこし集めました。断捨離にも生き延びてます。 この本は(1977年発行)ミステリーというジャンルが出来て以来の作品に登場する主人公や語り手や、その作家のことを書いたエッセイです。 昔にもらったのに大事に読んでおりまして、エッセイに登場するたくさんのミステリー、探偵もの、ハードボイルドの本を読んでから読もうと思っておりましたが、なかなか手が回らなくて今に至ってしまいました。 このエッセイ中に出てくる主人公を知らないのが多いですから、読んだ作家や作品のところだけ読みましたよ。 主人公を知っている(カッコ内は作家)
読んだことのある作家(カッコないは主人公)
読んでいない作品の主人公は、目次から拾うと
合計38人の多さになりました。つまり未読の作家が38名。 せめてハードボイルドの主人公5人(下記)を先に知りたい、読みたいなあと思っていますが・・・有名ですよね。
今活躍中の作家の作品ですら読み切れないのに・・・。 でも、時代の評価あるいは風浪にさらされた文学・小説がわたしは好きで、やっぱりしっくりくるのですね。それはひとまかせ「あんたの目利きはどーなの?」といわれれば不甲斐ないですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月02日 18時28分07秒
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