ミステリーは老後の楽しみにとっておく、ということにしていたはず。だからこの本も買って積んでおいた。しかも100円+税の古本。もうとっくに老後だから消化してもよい。
だけれどもなんだかなぁ、あんまりにもごちゃごちゃしている、凝ったストーリーはめんどくさくなってきたよ。おまけにこの本、ストーリーの中にミステリーに関するマニヤックな知識を盛り込んであって、それがまた「ウザイ」。
わたしなど、古典のエドガー・アラン・ポー、クリスティーとシャーロックホームズとバロネス・オルツィぐらいしかわからないからね。
要するにそれを楽しむかどうか、暇と気晴らしに根気をかけるの答えだ。
暮れは暇じゃないのだけどね。
楽しみにしていたハネムーンもおあずけだった。ミステリ専門書店を経営するアニーとマックスの結婚式の当日、なんと町の嫌われ者が殺されたのだ。しかも、容疑者はアニーの親友イングリッド。アニーとマックスは新婚気分も返上で犯人探しに乗り出すが…。前作『舞台裏の殺人』に続き、二年連続でアンソニー賞を受賞した話題の本格ミステリ・シリーズ第二弾。 (カバーより)