「もし・・・?」という「たられば」に陥ってしまったわたし、垣谷美雨さん読み過ぎなんですが(笑)この本、再再読してみました。
読んだときによって印象は様々に変わるのですね~。
初めて読んだときは
夫の浮気証拠固め確認のようなロマンチックミステリーで「自分は悪くない」と思っているかわいそうなヒロイン、ジョーンという記憶です。
二度目に読んだときも、その感想はあまり変わっていませんね。妻側に立って感動しているようです。
で今回、なあんだ、
お互い様!に思いまして・・・。妻も夫も隠し事をしているんですね。妻もKYなら夫も
ずるいですよ。そもそもこの組み合わせ最初から間違っていたかもしれませんが、早く手を打たなかったのです。
結婚25年、もうどうすることもできないんです、といか今さら変える勇気が残っていない。それはあきらめではなく静かな受容であって、人生のひだ、
あわれを感じさせますね。
これから結婚する人、繰り返し読むとためになりますよ、でも、わからないのがいいのかもしれません(笑)