ブログ初めのころ、リンク友のページから刺激を受けて手を出したのに、第一巻
『すべてがFになる』だけ
読み、その後の「S&Mシリーズ本」が2冊ほど積読になっていたもの。今頃?と言われそうだが、謎解き本に賞味期限はあるようでないから。
大げさに言えば、ドイル、クリスティーでもわたしの好きな松本清張にしても、古びてはいてもいいものはいい。ミステリー小道具の変遷も妙味にになる。
例えばこの
『冷たい密室と博士たち』初版は、1996年だからWindows発売故に爆発的にコンピューターが一般化し始めた時期で、ネットワークへ入り込むのやハッカー存在なども新しかったはず。それを思い出すのも楽しく、それに悪いけど密室の謎も手垢にまみれていが、ストーリー展開が面白いミステリーには賞味の期限はないということ。