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やっぱり読書  おいのこぶみ

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2019年11月24日
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カテゴリ:読書メモ
田嶋陽子さんというと、どうしても「ビートたけしのTVタックル」でのお姿が浮かぶ。フェミニストでいらっしゃるけど「モテない女のヒガミだ(プロローグより)」という、たたかれ役をコミカルに受けているタレントさんだと。

本屋でこの新潮文庫を見つけたとき、失礼ながら「本もお書きになっているんだ」
ま、大学教授でいらしたし、著書のあるのは当然なのですけど。30年前初発行の本なのに古びていない「ヒガミ」なもんですか!ほんとにまじめな本でございました。

わたくし『愛という名の支配』のタイトルに惹かれました。いま「介護のタダ働き」になりかかっていて「どうしたらいいのか」と悩んでおりますので、つまり「夫婦という名の当たり前のタダ働き」(笑)

田嶋さんは女と男の関係(夫婦の関係)を、奴隷船(ガレー船)の船底にいる舟こぎ手と、甲板上の王侯貴族にたとえたて、わかりやすく説明しています。夫婦においては家事のタダ働きを(内助の功とかいうやつ)許しておいては、問題解決しないと。

でもぶっちゃけて言うと、なぜ日本の男性(特に昭和生まれ)は細々した生活一般(掃除、洗濯、料理、整理整頓・・・)が出来ないのだろう?という疑問に答えるのがフェミニズムの考えかもしれないとわたしは思いました。そうしつけられていなくても済む世界だったから、その方が得だったから、だからいつまでもバレないでほしかったと。

令和の世になり、社会的にいろいろの法律(機会均等・育児休業・・・)も出来てきてはいますし、うちの息子のようにひとりてちゃんとやっている男性もたくさんいます。特に若い世代はそうですね。

田嶋さんはわたくしと同じ歳、道理で昭和男のだらしなさををよくご存じで(笑)
しかし、日本の古い男の問題意識のなさだけではありません。まだまだ世界的にみると仕組みは変わっていませんね。


フェミニズムとは何か?
フェミニズム(英: feminism)とは、女性解放思想、およびこの思想に基づく社会運動の総称であり、政治制度、文化慣習、社会動向などのもとに生じる性別による格差を明るみにし、性差別に影響されず万人が平等な権利を行使できる社会の実現を目的とする思想・運動である。女権拡張主義、男女同権主義などと訳されることもある。(ウィキペディアより)
これはそんな小難しい本ではありません。





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最終更新日  2019年11月24日 14時35分51秒
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