ごちゃごちゃしている所をきちんと整頓するのはすごく好きで、我が家はすっきりと片付いているほう、したがって専門家に指南してもらわなくてもと思います
でも、人生上の悩みはないとは言えないんですね、それがなかなか片付きません
人生はこんがらかっているし、なんでこうなっちゃうんだろうの思いは果てしなく
この本の主人公大庭十萬里さんというカリスマ「お片づけ屋」がリアルなら
やってもらいたいなあと思わないでもありませんよ
第三話「ケース3 豪商の館」を読むと一見きれいに片付いているうちも、やっぱり散らかっているのです、目に見えるゴミだけが問題なのではありませんね
ターゲットがちょうどわたくしの年齢でもあり、わかるなあ~と読みました
まるで探偵さんが事件を推理するように、
その人の秘密を解き明かして解決してくれるのですから
垣谷さんの小説はほんと面白いですね、真実をついていて読み飽きません