カテゴリ:読書メモ
インド・・・学校で習ったこと
人口の多い国、東インド会社、永いイギリスの統治、ガンジー、独立、ネール首相、水爆実験 ・・・人人人の印象、ガンジス河の水浴、ブッダ発祥の地、輪廻転生・・・ 一般人が世界旅行に気軽に行けるようになったころ(1980年代から) 「インドっていいよ、すごいよ、いく甲斐がある」とはまっていた友人がいた、けど・・・ この本はそんな中途半端な関心を吹き飛ばしてくれるのだ まず、大げさに言えば地政学と宗教学に目を開かれる インドの上端部カシュミュール地方から物語は始まる 物語の語り手サリーム・シナイの祖父が礼拝マットを敷いて祈りをささげる えっ、仏教ではないんだ!! というとモノを知らないようだが、仏教じゃなくてもヒンドゥー教かもと イスラム圏でもあるんだよ!! だが、祖父アーダムス・アジズは西欧の教育を受けての医者 う~む、かたちだけの祈りかもしれないと ああ、のちのラシュデイ『悪魔の詩』が・・・ しかし、しかし、そんなことはぶっ飛んでしまう めまいのするような展開、確かに面白い、エキサイティング マジックリアリズムとやらの妙味、エンターテインメントのお手本 でも読むのが大変である! 怒濤の流れ込みで、上巻を終わった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年06月14日 09時07分20秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書メモ] カテゴリの最新記事
|
|