若きチェーホフ、雑誌、新聞に短編や雑文を書きまくって
モスクワ大学医学部学費や家計をささえた
その数は7年間で400編!
数で言うなら日本の星新一さんのほうが多いのではとは思うが
生活がかかっているアルバイト、それで文学修行してしまったのだという
後世に残る名戯曲を成功させたというのだから、何がきっかけになるか
医者にもなったし、いい人生と思いきや
無理が祟ったのか、44歳という若さで亡くなってしまったのが
惜しいし、哀しいけど
さてさて
洒落てるお話、ユーモア小話、皮肉な話、ゾッとする結末、クスッとする1編
この文庫本にも65編も収録してある
10年前に読んでいるのだけど、初めて読むみたいなのに
またまた、読むそばから忘れるのよね
それでいいんでしょ