昔読んだときは気にしなかったが、この小説
「日本推理サスペンス大賞」受賞作だった
賞金1000万円!
大賞受賞はともかく、金額にびっくり
再読したこの古本のハードカバー本末尾に募集要項が出ていまして
バブルだったのじゃないかしらん、時代もそうだったし、隔世の感ありです
この賞はもうありません、5~6回で打ち切られてますね
そりゃそうでしょ
このサスペンスにとんだストーリ展開は面白い力作(出世作)だけど
携帯電話も普及していない平成色豊かな作品になってしまったというわけ
で、スマホなどがあればどうなっていたか、最近読んだ『冷血』そうなんだけど
と、やくたいもなく思ったりして、、、
20数年まえにこの本と『リビエラを撃て』から高村薫さんにはまったのですが
高村さんのロマン結構が好きで、けっこうたくさん読んでいるのです